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2007年12月25日

12月24日「パパと親父」

僕の父は小学校5年生の時に亡くなっている。
当時、父のことを「パパ」と呼んでいた。
小学生で亡くなっているので当たり前だが、親父(おやじ)と呼ぶことは一度もなかった。
もちろん一緒に酒を飲むこともなかった。

銀座へ「ママ エ セフィーユ」のクリスマスコンサートに行く。
映像と音源で坂本九氏、奥様の柏木由紀子氏、長女の大島花子氏、次女の舞阪ゆき子氏の家族コンサートで、昨年に引き続き2回目なのだが、No.30ち〜ムーンと僕にとっては既に、このコンサートに行くことがクリスマスの恒例行事のような感じがする。

坂本九作詞、作曲の「親父」という曲の大島氏の弾き語りが素晴らしかった。
15歳で酒を飲んで、親父に殴られた。稼いでもいないのに飲むな。自分の稼いだ金で飲めと。
17歳で酒を飲んで、親父に殴られた。全部、使うな。少しは母親に親孝行しろと。
20歳で初めて親父と酒を飲んで、また殴られた。俺より先に酔うな。酒にのまれるなと。
こうしてお酒を覚えた僕だが、今日ばかりは親父より先に酔いたい。
何故なら、あなたにもう一度、殴ってもらいたいから。
記憶力の悪いイシコなので正確な年齢や歌詞は忘れてしまったが、だいたいこんな感じの内容だったと思う。

パパが生きていていたら、僕が親父と呼んでいたかどうかはわからないが、間違いなく一緒に酒は飲んでいたと思う。
僕と同じで、酒は好きだが弱かった父と二人で顔を真っ赤にしながら。
それまでに一度くらい殴られることはあったのだろうか。
いつも口調はキツかったが、死ぬまで殴るどころか父は一度も僕を叱ったことがなかった。
終演後、ビールを飲みながらも父の思いにふけっていると
「酒は今日のために飲むんじゃない!明日のために飲むんだ!」
No.30ち〜ムーンが「親父」の歌詞の別の部分を引用して僕を叱った。

SANY0547.jpg

坂本九さんの思い出が、いつしか自分の父の思い出に重なってしまった。
ちなみにこの記念館は北海道にある。

投稿者 ishiko : 2007年12月25日 08:20

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