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2007年12月24日

12月23日「3人のアドルフ」

手塚治虫の作品と初めて出会ったのは、漫画ではなくテレビ、しかもアニメではなく実写版の「マグマ大使」だった。
その影響は大きく、僕が初めて買ってもらった人形は「マグマ大使」ではなく、何故か悪の親玉「ゴア」である。
祖母が買ってきたくれた人形だったのだが、そのときは間違えて買ってきたのだと駄々をこねた記憶があるが、今から考えればマグマ大使は売り切れていたのだと思う。
と言いつつ、そのゴアの人形はしばらく僕のお気に入りだった。

手塚治虫の最高傑作の一つと言われる「アドルフに告ぐ」を劇団スタジオライフが舞台化した。
アドルフ・ヒトラーを含む3人のアドルフの話である。
第二次世界大戦前後の様々な歴史的な事件が、それぞれの人生を動かしていく。
数ヶ月前、飲み会でスタジオライフの座長河内氏とお話する機会があり、次に「アドルフに告ぐ」を上演することを聞いた時、正直、想像さえつかなかった。

この作品は登場人物が多く、それぞれ重要な役割を担っている。
となるとスタジオライフの劇団員が一人何役もこなさなくてはならない。
ユダヤ人側とナチス側という両極端の役柄を演じる俳優もいる。
とここまで書くのが僕の限界である。
正直、もう一度、観たい。

本当は「アドルフに告ぐ」を読み、その後、舞台を観て感想を書きたかったのだが、ここまで偉そうなことを書いているにも関わらず、実は、僕は原作を二巻までしか読んでいないのである。
原作を読んでいなくても舞台は十分、楽しめるのだが、何だかもったいなくて、原作を読んでから、今度は、もう一度、味わって観たい。
終演後、俳優のトークライブを聴いて、更にそう思ってしまった。
実は河内氏から「アドルフに告ぐ」についてうかがったときも、
「アドルフですかぁ…」
とあえて「アドルフ」と短縮系で言い、まるで意味深な返事をしたような記憶が残っているが、それはただ単に僕が読んでいなかったからだけなのである。

DSC_0030.jpg

「ハイルヒトラー!」ってちょっと、手の角度が違う。
そうそう、「アドルフに告ぐ」って漫画雑誌じゃなくて、週刊文春の連載だったんだって。
原作読んでないのに、そういう情報だけ知っててどうする!

投稿者 ishiko : 2007年12月24日 08:19

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