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2007年12月10日

12月7日「どう注意すればいいんだ?」

セカイサンポ実験旅の第二弾と称し、夕方の便で北京に向う。
実験旅と言いつつも本当は、来年、オリンピック開催の前にどうしても北京を見ておきたかったのである。
オリンピックの前と後では街の様相が変わってしまうこともありそうだ。

たいてい僕は旅先の紙幣は日本で変えていかないことが多い。
空港にある現地のATMでおろすことにしている。
ただ今回ばかりは初めての中国ということと、中国だと何が起きてもおかしくない(考えが古いですね)という不安感もあり、成田空港で少しだけ中国の紙幣「元」に変えておくことにした。

「最近、偽札のすり替えが多発しているので、気をつけてください。これは大丈夫ですから」
窓口のお姉さんは、そう言いながら、毛沢東が描かれた紙幣を渡してくれた。
ラウンジに入り、白ワインを飲みながら、じっと紙幣を見つめていた。
どうも腑に落ちない気がする。
紙幣がじゃなく、お姉さんのセリフが。

偽札のすり替えが多発しているのはわかるが、どうやって注意するのだろう。
店で100元札を出したときに、また100元札が戻ってくる可能性というのはあるのだろうか。
店で1万円札を出したときに、また1万円札が戻ってくる可能性があるかというのと同じではないのだろうか。
それとも、どこかで声をかけられ、マジックのようにいつのまにか100元札と変えられてしまうのだろうか。
そもそもお姉さんの伝えたかったことは根本的に違うのではなかろうか。
お釣りのときに偽札が渡される可能性がありますということなのだろう。
当たり前のことに気付かなかった自分に呆れて笑ってしまうのであった。

最後におねえさんが言った
「これは大丈夫です」
という言葉もよくよく考えれば、面白い。
銀行が偽札渡してどうする?
それとも「絶対、ありえない!」と思っていることも起きうるよという警告だったのかもしれない。

DSC_0060.JPG

毛沢東の顔って、パッと思い浮かべられますか?
僕は、どうしても金日成と混じってしまうんです。

投稿者 ishiko : 2007年12月10日 10:32

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