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2007年11月27日

11月26日「世の中で必要な物と必要でない物」

必要ないものと必要あるものとの区別は、つけにくいものである。
しかし、自分の中で世の中にこれは必要ないと判断したとき、
「これって必要ないんじゃないんだろうか?」
と声を出して、人と共有したくなるときがある。
結局、後で考えるとそうでもないことも多いのだが。

通称「しゃちょ~」と呼んでいる建設会社大久保社長と僕を俳優No.2カマンが温泉へ連れて行ってくれる。
駐車場から、露天風呂に向う坂道の入り口の券売機でチケットを買い、そのまま歩いていこうとした。
「チケット!チケット!」
新聞を広げたおじさんが、少し怒り気味に僕らを呼び止め、奪い取るようにチケットを取り上げた。

同じように駐車場に止めて、後から追いかけてきたカマンも僕と同じようにチケットを購入して、そのまま通り過ぎようと
した。
新聞からほとんど目を離さないおじさんが、やはり少し怒り気味に
「チケット!」
と言い放ち、チケットを取り上げる。

何か釈然としないものが残る。
それは3人とも同じだったようである。
「あの、おじさん必要ないよね?」
この一言で救われた。
券売機というものは本来、会計をする人の手が足りないから設置されるものなのではないのだろうか。
どう見てもおじさんは暇そうではないか。
おじさんに直接、支払えばいいじゃないか。
こんな無駄なことをしている場所は、他の温泉ではありえないのだろうか。
一気に僕らの中でテンションがあがる。

ただ今、書きながら、よくよく考えれば、おじさんは必要なのである。
どこの温泉やスーパー銭湯でも券売機で購入したチケットを受け取る人が必要なのだと。
チケットは露天風呂の入り口で渡すものという固定概念があって、使用する施設と離れた場所で渡すという抵抗感があったのだと。
そして、たまたま僕らはタオルを持ってきたのでチケットを渡すだけになってしまったが、貸しタオルなどを渡す場合にも、やはりおじさんは必要なのだと。
そもそもおじさんが必要ないということに怒っていたのではなく、怒り気味だったおじさんに不快感を持っただけなのだと。

IMG_9884-1.jpg

カマンの京都案内は素晴らしい。
今が見頃の永観堂の紅葉にも連れて行っていただいた。

投稿者 ishiko : 2007年11月27日 08:08

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