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2007年11月11日

11月10日「ゲイ、レズビアンまでは知っているが、クィアって何だ?」

日本でも普通に使われる言葉になった同性愛者の意味「ゲイ」という言葉。
男性だけに使う言葉ではなく、女性にも使うということを僕は知らなかった。
逆にレズビアンという言葉は古くて、ヒッピーの香りが残る同性愛二人組の女性が猫を飼って暮らしているイメージらしい。
「フィガロ」編集部の千ちゃんから紹介していただいたtokyo wrestlingの主催者雪さんから教えていただいた。
その3人で舞台「蜘蛛女のキス」を観に行く。

性犯罪で投獄されているゲイのモリーナの牢獄に政治犯として捕まったバレンティンが入ってくる。
最初は毛嫌いしていたバレンティンも徐々にモリーナの優しさに心を動かされ、愛し合うようになる。
二人の対話が綴られたアルゼンチンの作家プイグの作品を舞台化したものである。
ストレートプレイは何度か上演されているが、ミュージカルは約10年ぶり。
前の作品も観ていたはずなのに、当時、市村正親氏がモリーナをやっていたことさえ忘れており、つくづく自分自身の記憶の悪さが嫌になる。
まぁ、その分、常に新たな気持ちで舞台を観られるのだから、それはそれでいいではないかと都合のいい解釈で納得させる。

ふと千ちゃんと雪さんの会話の中に時折、「クィア」という言葉が出てくるのが、僕にはわからない。
終演後、ワインを飲みながら教えていただく。
「クィア」とは簡単にいうと「変な人」という意味で、1990年代までは侮蔑用語として使用されていた。
それをセクシャルマイノリティ達が逆手にとって自分達のことをそう呼ぶようになり、世界中に一気に広がった。
ゲイ、レズビアンのこともクィアと呼ぶし、バイセクシャルやトランスの人達のこともクィアと呼ぶ。
頭がすっきりした頃には店も閉店になっていた。
ちなみに女装が趣味の方も「クィア」と呼ぶのだそうだ。

IMG_7901.jpg

そういえば、会場のロビーでシアターガイドの今井さんにバッタリ会った。
「世界の劇場」の連載を検討していただいている最中なのだ。
実現したいものである。

投稿者 ishiko : 2007年11月11日 10:44

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