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2007年10月27日
10月26日「北極熊がいなくなる」
カーボンオフセットという言葉が頭の片隅に残って離れない。
サニーサイドアップの楠本氏からカーボンオフセットの講義を受けたのである。
カーボン(二酸化炭素)をオフセット(相殺する)という概念。
京都議定書で定められた約束期限が迫っている。
そこには来年までに減らさなくてはならない二酸化炭素が定められている。
1990年から6パーセントの量の排出している二酸化炭素を減らすこと。
しかし、現在プラス8パーセントと二酸化炭素が逆に増えてしまっている。
産業はがんばっているのだが、家庭から出る二酸化炭素が大幅に増えているのだ。
ただ、エコ活動は盛んになったとはいえ、我々の経済や生活を維持しながら二酸化炭素を減らすには限界がある。
そこで生まれたのがカーボンオフセット。
簡単に言うと排出する二酸化炭素の権利を買って、そのお金でクリーンエネルギーの支援や植林に対して使ってもらうというもの。
書き始めると延々に長くなるのと、別の媒体に書くので、交遊録ではこれくらいにしておく。
一度、頭の中をリセットし、試写に向う。
本日はドキュメンタリー映画「アース」。
記憶に新しい映画「ディープブルー」のチームが再結集して5年の歳月をかけて撮った大作なのだそうだ。
北極熊やアフリカ象、ザトウクジラなど北極から南極まで、日々、様々なドラマを繰り広げている動物達を描いた素晴らしい作品である。
しかし、やはり、僕の頭の中からカーボンオフセットが離れない。
北半球を取り巻く樹木「タイガ」が空中撮影で画面いっぱいに広がる。
地球上の3分の1の樹木はタイガなのだそうだ。
純粋にきれいな光景を見ているだけなのに、
「うわっ、二酸化炭素吸収してくれそ〜」
と頭の中でつぶやいている自分に気付く。
アフリカ象が食料や水を求めて旅に出るシーン。
「決して忘れない動物」と呼ばれる象は、季節によって食料や水がある場所を覚えていて、何週間も群れをなして歩いていく。
「アフリカ象の活動って二酸化炭素を出すのかなぁ。
彼らゴミ出さないしなぁ。
電気も使わないし。
呼吸だけかぁ。
地球に優しい生き物だよなぁ」
やはり、いつのまにか頭の中でつぶやいている。
試写室から出た後、自分の偏った鑑賞にため息をついてしまった。
しかし、自分自身を納得させる為につぶやいた。
「今後、どうしても避けて通れない問題なんだからいいんだよ」
だって、このまま地球温暖化が進めば、こんなにカワイイ北極熊も2030年には消滅してしまうのだから。

映画には鳥さん達もたくさん出てくる。
彼らも二酸化炭素出さないなぁ。
投稿者 ishiko : 2007年10月27日 07:45




