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2007年10月06日
10月5日「役に立たない記憶」
午前中の便で、ランカウイ島からクアラルンプールへ移動する。
今回、旅行代理店に頼んでいて、本来、ホテルまでは乗り合いワゴンで移動なのだが、2人しかいないので今回、ベンツを用意してくれた。
空港から街まで1時間近くかかるので、「ついてるなぁ」と乗り込む。
そういえば4、5年程前、クアラルンプールへ取材にきた時、新型肺炎SARSの影響で観光客が減っていた時で、僕ら3人の取材クルーに観光バスがあてがわれた。
あのときも「ついてるなぁ」と最初は喜んで、バラバラに座って貸し切りバス状態を楽しんでいたが、打ち合わせもしなくてはならないわけで、結局、3人で固まって座ってしまい、バスだと取材時の小回りもきかず、翌日からワゴン車に変えてもらったっけ。
高速の両脇には映画「地獄の黙示録」に登場するようなやしの木がずっと広がっている。
実はこれは全てやし油の木なのだと助手席に座ったガイドが教えてくれる。
インスタントラーメンやポテトチップなどの原材料の一部によく書かれているあの「やし油」である。
以前はゴムの木を栽培していたそうなのだが、今はやし油の木に変わりつつあり、マレーシアの特産品になりつつあるのだと教えていただいた。
そういえば前回は、マレーシアの特産品は「すず」だと教えていただき、工場も見学に連れて行ってもらった。
あの場所で購入したタンブラーは、いったい、どこに行ったのだろう。
それにしてもこの街は、どこに行ってもインターネットには困らない。
ちょうど日本とメールのやりとりが多かったのだが、ホテルだろうが街中のカフェだろうがワイヤレスが飛んでいる。
ふと先日の某代理店社長の言葉を思い出した。
「ワイヤレスということはインフラがいらないわけですよ。
アンテナを立てればいい。
そういう意味ではアジアやアフリカがどんどん進んでいるらしいですよ。
クレジット機能つきの携帯端末でバングラディッシュの田舎の人達が使いこなしているという話もあるらしいです。
バングラディッシュのように識字率の低い国でも使っているというところが不思議ですよね。
ひょっとすると先進国と発展途上国が逆転する日が来るのかもしれないですね」
デパートの中を散策しながら、あふれる携帯端末屋を見て、本当にありえるかもなぁと改めて思ってしまう。
「どれも今は役に立たない記憶ばかりだなぁ。もっと土地勘を働かせてくれよ〜。」
と街中で地図を広げながらち〜ムーンは言った。
「あっ?あの物売り、前のときにもいたなぁ」
シャボン玉マシーンを売る人を見つけて僕は叫んだ。
もちろん、この記憶も役に立たないようである。

そういえば、クアラルンプール一の繁華街とも言えるタイムズスクエア駅のすぐ近くに刑務所跡地があるのを思い出した。ってこれも役に立たない記憶ですね。
投稿者 ishiko : 2007年10月06日 10:07




