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2007年10月31日
10月30日「何があっても死なない人」
昨日の続きのようになってしまうが、「24」のジャックバウアーを観ていると死なない人っているんだなぁと思ってしまう。
もちろんドラマの中の話だけれど。
人気蕎麦屋店を経営する小山社長と西荻の寿司屋で飲む。
彼の幼なじみであるT氏も一緒である。
敢えてT氏と書かせていただく。
彼女は誰が見てもきれいな女性だと思う。
どう見ても1人でサハラ砂漠を放浪したりするようには見えない。
まだそれくらいのギャップならイイ。
彼女の旅の話を聞いていると彼女は何があっても死なない人なのである。
初めて旅をしたのは女性二人旅だったそうだ。
タイを一ヶ月。
最終日、サムイ島で二人乗りでバイクを乗り回していた。
大事故。
運転していた女性は18針を縫う大怪我。
しかし、帰国日である。
病院で応急処置のように縫った後、そのまま血だらけで空港に向った。
彼女?
服がボロボロになった程度である。
二回目はインド。
やはり二人旅。
一緒に行った女性は、赤痢にかかってしまった。
新聞にまで出てしまったそうだ。
隔離病棟で治療を受ける。
彼女?
日本国から一週間、外出禁止令を受け、保健所が消毒にやってきたが特に彼女には変化なし。
話を聞けば、聞く程、T氏がジャックバウアーに見えてくる。

ホントならば皆様にT氏をお見せしたい。
これだけ外見とギャップのある方を久しぶりにお目にかかりました。
投稿者 ishiko : 08:38
2007年10月30日
10月29日「寅さんの次はジャック・バウアーですか?」
数年に一度、寅さんが観たくなる時期があることを以前、書いた。
ここ2ヶ月程、その時期に当たっていて、週に2本程度はうちのテレビに寅さんが流れている。
「ない…」
いつものレンタルビデオ屋に行ったら、第19作が貸出し中なのだ。
変なところだけA型で第19作を飛ばして観る気になれない。
「24」などと違って続いてみる作品じゃないのに。
と以前も「24」のことを挙げたが、実は「24」というドラマを僕は観たことがない。
「え〜!信じられない!人生損しているよ!」
「観てみたら?止まらなくなるよ〜」
「ドラマの概念が変わるよ〜」
「24」を観たことのない僕に、つい最近も何人かの方から言われた台詞である。
今更、観始めるのもなぁとどこかで思いながらも、アメリカのドラマのコーナーにふらふらと足が向かった。
あれから24時間。
既に6本目に入っている。
昨日のうちに3本とも観てしまい、朝、ビデオ屋が開くのを待って、また新たに借りてきてしまった。
やることが山程あるのに。
食いつくように観る。
これが結構、困るのである。
寅さんとの違いは、「24」では洗濯をしながら、掃除をしながらという「ながら」ができないのである。
見始めたら、最後、食い入るように観てしまう。
DVDをセットした姿勢のまま、最後まで観ていたこともある。
おっと、そろそろビジュアルブックの打ち上げの時間である。
今日も、ほとんど何もしていない。
寅さんの次、僕の生活の邪魔をする強敵はジャックバウアーになりそうである。
と言いながらも、これを書き終えたら1話だけ観ようと思う。

「24」の第1話で、ペトロナスツインタワーが出てきたけど何かつながっているのかなぁ。
観ていけばわかるのかなぁ…。
投稿者 ishiko : 08:22
2007年10月29日
10月28日「素顔の写真撮影」
自分の写真を撮られるのは好きですか?
僕は苦手である。
記念撮影などでは、出来る限り隅っこに行くか、自分がシャッターを押す方に回ってしまう。
それか変なポーズをとって照れ隠しをする。
写真家No.7かめら〜まんがフォトストック用にポートレートの写真撮影をした。
僕も声をかけていただいた。
ロバート=デ=ニーロを撮るような彼にポートレートを撮ってもらえるチャンスなど早々ない。
「伺います〜」
と答えた後、実は、ドキドキしていた。
レンズで覗かれるというのが、どこか心の中に入ってこられるような気持ちになってしまうのである。
ホワイトマンの撮影でさえ、カメラを向けられるとすぐに照れてしまい、いつも僕だけ七五三のような写真になってしまう。
それはかめら〜まんもよく知っている。
しかも今回は素顔の写真である。
テンションをあげていかないと。
宮崎のミュージシャン岐部氏から届いた貴重な焼酎「甕雫」を開封して飲む。
身体がポカポカしてきた頃、同じく写真を撮られるヘアデザイナーNo.17シャーマンから電話がある。
「イシコの派手なシャツをどれか貸してもらっていい?」
人の服を選ぶとなると俄然、張り切り始め、クローゼットの扉を開ける。
もちろん自分の着る服も選ぶ。
真っ赤のスーツに決定。
テンションがあがってきた。
パナマ帽もあった方がいいかもしれない。
だんだん面白くなってきた。
葉巻も一応、持って行こう。
どんどん楽しくなってきた。
「イシコ、どうしたの?テンション高いね〜」
スタジオに入るとかめら〜まんが言った。
「照れ隠し」
とは言えなかった。
「飲んでるから」
とも、もちろん言えなかった。
「楽しくなってきた」
とは、恥ずかしくて言えなかった。

このおばあちゃんのことを思い出して、僕は葉巻を持つことにしたのである。
それにしてもこのおばあちゃんは僕がカメラを向けてもちぃとも照れなかったなぁ。
投稿者 ishiko : 07:53
2007年10月28日
10月27日「世界一周航空券の落とし穴」
ホワイトマンで、いろいろお世話になってきたJTBの井上氏から、トラベルデザイナーをご紹介いただき、「セカイサンポ」のスケジュールをいよいよ決めていくことになった。
今回の旅は世界一周航空券を使う。
たいていこの話を誰かにすると
「いくらくらいなの?」
と聞かれる。
実際、僕も最初、聞いたのだけれど。
JALベースのワンワールドだったり、ANAベースのスターアライアンス他、世界一周航空券はいくつかあるのだが、今回はマイル制限、つまり距離の制限のないワンワールドの航空券を使用して、5大陸使用の基本料金がエコノミークラスで45万円。
「高い」、「安い」は、それぞれの価値観なのだと思うが、旅が何より好きな僕からすると意外に「安い」と思った。
例えば12月にJALベースでワンワールドを使ってブラジルまで行こうと思ったら、エコノミークラスでも往復30万円は軽く超えてしまう。
そう考えると5大陸しかも20回乗降できる世界一周券は安いと思う。
しかもこの世界一周券には夏休み料金もクリスマス料金も、もちろんゴールデンウィーク料金も関係ない。
使用期限は1年間。
改めて安い!
と言い切れないことが発覚してきたのである。
担当の池田氏と7月に一時帰国するまでのフライトスケジュールを決めながら、そこでいろいろな制約が見えてきたのだ。
一度、大陸を出たらその大陸に戻れない。
すなわち左周りか右周りを決めたら、それで一周してこないと日本に戻ってこれない。
そこまでは僕も何となく知っていた。
本日、知ったのは20回乗降できると言っても、乗り継ぎも含めて20区間なのである。
しかも陸路で移動した場合、例えばパリからロンドンまで陸路で行って、そこから乗る場合も一区間と数えられてしまう。
そして一大陸につき4区間までしか使用できない。
まぁ、それくらいは覚悟しよう。
一番の問題は、降りた場所から次の大陸へ飛べる場所が限られてしまうことである。
そういう意味ではスターアライアンスの方が世界をカバーしているので、いいのかもしれないが、こちらはマイレージ制限がある。
どの航空券も一長一短なのだ。
ワンワールドのデメリットは、アジアとアフリカが弱い。
結局、アジアとアフリカに関してはハブとする場所を決めて、そこから別途航空券を購入して動くことになりそうである。
「マドリッド立ち寄りませんか?」
「昨年、行ったんですよねぇ」
「ロンドンはどうですか?」
「ユーロ高いからなぁ」
「ロサンゼルス入ってないですね?」
「ラスベガスに行くんですよ」
池田氏は駄々っ子のイシコに困り果てていた。
実は彼が出した地名は乗換えをするのに便利な飛行場があるのだ。
結局のところ、マドリッドとロンドンは滞在することにしたのだが。
これから池田氏の元に通うことが増えそうである。

来年は何種類の飛行機に乗るのだろう。
何種類の機内食と出会える興味の方が大きいかな。
投稿者 ishiko : 08:11
2007年10月27日
10月26日「北極熊がいなくなる」
カーボンオフセットという言葉が頭の片隅に残って離れない。
サニーサイドアップの楠本氏からカーボンオフセットの講義を受けたのである。
カーボン(二酸化炭素)をオフセット(相殺する)という概念。
京都議定書で定められた約束期限が迫っている。
そこには来年までに減らさなくてはならない二酸化炭素が定められている。
1990年から6パーセントの量の排出している二酸化炭素を減らすこと。
しかし、現在プラス8パーセントと二酸化炭素が逆に増えてしまっている。
産業はがんばっているのだが、家庭から出る二酸化炭素が大幅に増えているのだ。
ただ、エコ活動は盛んになったとはいえ、我々の経済や生活を維持しながら二酸化炭素を減らすには限界がある。
そこで生まれたのがカーボンオフセット。
簡単に言うと排出する二酸化炭素の権利を買って、そのお金でクリーンエネルギーの支援や植林に対して使ってもらうというもの。
書き始めると延々に長くなるのと、別の媒体に書くので、交遊録ではこれくらいにしておく。
一度、頭の中をリセットし、試写に向う。
本日はドキュメンタリー映画「アース」。
記憶に新しい映画「ディープブルー」のチームが再結集して5年の歳月をかけて撮った大作なのだそうだ。
北極熊やアフリカ象、ザトウクジラなど北極から南極まで、日々、様々なドラマを繰り広げている動物達を描いた素晴らしい作品である。
しかし、やはり、僕の頭の中からカーボンオフセットが離れない。
北半球を取り巻く樹木「タイガ」が空中撮影で画面いっぱいに広がる。
地球上の3分の1の樹木はタイガなのだそうだ。
純粋にきれいな光景を見ているだけなのに、
「うわっ、二酸化炭素吸収してくれそ〜」
と頭の中でつぶやいている自分に気付く。
アフリカ象が食料や水を求めて旅に出るシーン。
「決して忘れない動物」と呼ばれる象は、季節によって食料や水がある場所を覚えていて、何週間も群れをなして歩いていく。
「アフリカ象の活動って二酸化炭素を出すのかなぁ。
彼らゴミ出さないしなぁ。
電気も使わないし。
呼吸だけかぁ。
地球に優しい生き物だよなぁ」
やはり、いつのまにか頭の中でつぶやいている。
試写室から出た後、自分の偏った鑑賞にため息をついてしまった。
しかし、自分自身を納得させる為につぶやいた。
「今後、どうしても避けて通れない問題なんだからいいんだよ」
だって、このまま地球温暖化が進めば、こんなにカワイイ北極熊も2030年には消滅してしまうのだから。

映画には鳥さん達もたくさん出てくる。
彼らも二酸化炭素出さないなぁ。
投稿者 ishiko : 07:45
2007年10月26日
10月25日「書を捨て、ライブハウスに出掛けよう」
ヴォイストレーナーNo.30ち〜ムーンは仕事柄、よくライブハウスに出掛けているようだ。
それに比べると僕はあまりライブハウスに行かない。
音楽は嫌いではないのに。
詳しくはないけど。
江古田のライブハウスにふらりと立ち寄る。
1組のバンドだけでやることもあるが、通常は何組かのバンドが入れ替わり立ち替わり演奏する。
恐らく、その日のイベントの主旨に沿ってバンドが集められるのだろう。
知っているバンドが出演していれば、どんな音楽性なのかがある程度、予想できるが、本日、知っているのはそのバンドに合わせてライブペインをするという神田サオリ氏だけである。
さすがにライブペイントの情報だけでは音楽性は判らない。
中に入ると既にライブは始まっていた。
和製トム・ウエイツのような方が唄っている。
しゃがれた声が心地よく、バーボンを呷りたくなる。
車で来ているので、アイスコーヒーを呷る。
アイスコーヒーでは呷るではなく、飲むになるのだが。
続いて旅に出掛けたくなるような歌声の男性シンガーソングライター、日曜の午後に洗濯でもしながら聞きたくなるような女性シンガーソングライター、そして最近、ミュージシャンとしても活躍している神田サオリ氏と心地よい歌声が続く。
軽いビールをごくごく何杯も飲みたくなる。
判っています。
車なので、アイスコーヒーをちびちび飲む。
一つ目は映画にもなったテルミンという楽器を持った女性が現れる。
しかもテルミンの楽器をマトリオシカの人形に改造している。
ロシアの物理学者が発明したということのパロディでもあるのだろう。
マトリオシカの人形を腹話術の人形のように操りながら、曲を奏で、クラシックの曲に不条理な歌詞をつけて唄っていく。
笑い転げてしまった。
ウォッカをショットで呷りたくなる。
もうため息しか出ない。
アイスコーヒーの氷も溶けている。
ラストのバンドは、中国、台湾、沖縄から東北までの民謡を三線とギターのコンビで次々と唄いあげる。
子守唄や豊作祈願の唄だったりするのだが、酒が染み渡るように身体の中に音楽が染み込んでいく。
焼酎をちびちび飲みたくなる。
既にライブが始まって3時間近く経過していた。
近いうちにまたライブハウスにふらりと立ち寄ってみようと決意するイシコであった。
もちろん次は電車で。

ちょっと違うけど、先日、クアラルンプールで気になったショー。
きっと歌謡曲の寄席版みたいな感じなんだろうなぁ。
次回、立ち寄ったときは観てみようと思う。
投稿者 ishiko : 06:22
2007年10月25日
10月24日「IT音痴健在なり」
「セカイサンポ(世界散歩)」のWEB準備が着々と進んでいる。
ブログのシステムをシステムデザイナーの黒田氏が組んでくださった。
もちろん通常のブログとしても読めるが、ブログと世界地図が連動していて、地図から国をクリックするとブログが読めるようなページも出来上がっている。
そして、テストで黒田氏が入力したページを見るとルートが線と線で結ばれて表示され、これだと僕が旅をしているのがリアルに判る。
「Macintoshでもテストしてみて大丈夫だったので、いろいろいじってみてください」
メッセージと供にテスト版で組まれたページのアドレスが送られてきた。
IT音痴「イシコ」の挑戦。
今日は一日、家に籠り、いろいろいじってみることにする。
実際、見るのと入力してみるのでは全然、違う。
いきなり挫折。
どうしてもタイトルしか入力できない。
「お〜い。動いてくれ〜」
と呼びかけたり
「なんでだよ〜」
とぼやいたり
いつもにも増して独り言が多くなる。
別のMacintoshでもやってみるが、ダメである。
キーボードを叩いても叩いても我が文章入力されず、じっと画面を見る
少しだけ宮沢賢治の気持ちになってみる。
黒田氏にヘルプメールを出すとすぐに返事が戻ってきた。
「イシコさん、Safari(インターネットを見るためのソフト。書かなくても皆さんはきっとわかりますね?)のバーションが1じゃないでしょうか?
新しいサファリをダウンロードして試してもらえないでしょうか?」
はっ!はっ!はっ!
少し前だったら、このメールの意味が理解できなかったが、今は理解できるのである。
と言いつつバージョンの見方もつい最近、知ったばかりである。
それまでは自分の使っているMacintoshのバージョンさえ知らなかった。
調べてみると確かに僕のSafariはバージョン1であった。
早速、WEB上でバージョン2をダウンロードできるサイトを探す。
しかし、ない。
しばらくネットサーフィン。
やはり、ない。
バージョン3ならある。
しかし、バージョン3だと今度は僕のパソコンが対応していない。
やはりバージョン2しか僕のパソコンではできない。
またまた黒田氏に連絡。
「ホントですね。ダウンロードできる場所ないですね?
バージョン2はOSとセットなんですかね?」
最後の一文の意味がよくわからなかったが、わかったフリをした。
最悪、今からヨドバシカメラに行って、Windowsのノートパソコンを買おうか迷う。
いや、待てよ。
初夏に買ったばかりのパソコンが修理から戻ってきていたではないか。
旅が多い僕は、よくパソコンが壊れ、次々と修理に出しては古いのと新しいパソコンを混ぜながら使っているのである。
あのパソコンだったら、新しいかもしれない。
さっそく開いてネットにつないでみる。
やった〜!
バージョン2が搭載されている。
ようやく入力できた。
しかし、今度は地図にブログが反映されない。
またもやすぐに黒田さんに電話しようかと思い、キーボードを叩こうとしてふと手を止める。
「セカイサンポ」が始まったら、こんな感じですぐに助けてもらえるわけではない。
極力、一人で解決しなくてはならない。
多少なりともIT音痴を克服しおかないと。
「う〜」
とうなりながら、格闘する。
出発まで、残り4ヶ月まだまだ課題は多そうである。
外は既に日が暮れていた。

パソコンを叩き割りたくなる気持ちが芽生え始めている。ヤバい!ヤバい!
投稿者 ishiko : 07:45
2007年10月24日
10月23日「妄想はアートになる!」
カメラマンNo.7かめら〜まんに週刊文春編集部へ連れて行ってもらう。
アイスコーヒーをいただきながら、先週、撮影したホワイトマンのビジュアルブックの話になった。
「イシコが世界散歩に持っていくためのお土産で、先日、撮影を終えたんですよ。
米のシャツを着たホワイトマンや牧草シャツを着たホワイトマンを…。
まぁ、完全にイシコの妄想を写真にした感じですね」
かめら〜まんは笑いながら説明してくれる。
「それはアートですよ!」
編集部の藤森氏がおっしゃってくださった。
「そっかぁ…。アートですって言えばいいんですね?」
僕は人ごとのようにつぶやいた。
「え〜!どう考えてもイシコの妄想だよ〜!」
かめら〜まんは駄々をこねるように言った。
帰り道、イタリアンレストランに立ち寄り、
「妄想はアートって言い切っちゃおう!」
赤ワインを飲んだくれながら、僕らは宣言した。
ホワイトマンプロジェクトは間もなく終わって解散するが、アートプロジェクト「ホワイトプロジェクト」としては活動を続けていこうと。
この盛り上がり方は何かに似ている。
5年前、ホワイトマンを始める寸前の冬と同じである。
あの時も、フィラデルフィアの家具作家No.11ボッチャマンの家で赤ワインを飲みながらホワイトマンプロジェクトについて盛り上がっていたっけ。
こうやって次にあれをやろう、これをやろうと盛り上がっているときが一番、楽しいのである。

次は魚のうろこで服を創ってみよう。
「アホか!」
という声が聞こえてきそうである。
「アホはアートになる!」
は言い過ぎかなぁ。
投稿者 ishiko : 06:04
2007年10月23日
10月22日「ラジオの時間」
僕は中学、高校と自分の部屋に入るとすぐにラジオのスイッチをつけていた。
一応、母の葵ちゃんが覗きに来てもいいように、ラジオを聞きながら、勉強をしていた。
というか「ながら勉強」と呼ばれた勉強法のフリをした。
参考書のページはめくられず、ラジオの方ばかりに神経は集中していた。
特にリクエストに燃えていた番組があった。
岐阜放送で流れていた「ヤングスタジオ1431」。
兵藤ゆき氏や九十九一氏など曜日ごとでパーソナリティが代わり、僕らにとっては少し年の離れたお兄さんやお姉さんが語ってくれる番組だった。
そんな中、僕が好きだったパーソナリティの一人が岡村洋一氏。
彼は今もパーソナリティとして活躍し、既に26年が経つと言われている。
その間、ラジオから彼の声が流れなかった週はないらしい。
その彼が、かわさきFMの看板番組の一つ「シネマストリート」という1時間番組を始めて既に9年近くなる。
映画独自の番組が少ない中、彼の番組は貴重だという話を映画関係者から聞いたことがある。
それを物語るように今までいらっしゃったゲスト表を拝見すると山田洋次監督、大林宣彦監督、行定勳監督、篠原哲生監督、佐々部清監督など豪華すぎる面々である。
前置きが長くなったが、その番組に岡村氏は映画に関係のない僕をゲストで呼んでくださった。
視聴者の方は、どうして映画も関係ないのにコイツ呼ばれてるんだ?と思われたかもしれないが、僕にとっては刺激的で楽しい収録時間だった。
「ラジオはテレビと違って編集がほとんどないから好きなんだよ」
岡村氏が、つぶやいた言葉が心に響いた。

このチャンネルに合わせても何も聞こえてきません。
ハバナでだったら聞こえてきますが…。
投稿者 ishiko : 08:43
2007年10月22日
10月21日「サイダー三昧」
ブラジリアン柔術家の阿部氏とミュージシャンの花ちゃんご夫妻と、N0.30ち〜ムーンと蓮沼駅近くのお好み焼き屋に行く。
お好み焼きをつまみにビールなんて最高と言いたいところだが、本日、車の為、サイダーで乾杯する。
久しぶりに飲むサイダーの味は格別だった。
一気に一本飲んでしまう。
おかわり。
この店は全てそれぞれのテーブルをおかみさんと娘さんの二人が回って焼いてくれるのである。
お好み焼きの前にはんぺんを焼いてくれる。
うまい。
もう一本。
そして、このお店のおかみさんのしゃべりにやられてしまう。
「あんた妹かお姉さんがいるね?その中にある男性の性と女性の性が逆転しているなぁ」
霊媒師のような口調で、どんどんお好み焼きを目の前で焼いてくださる。
あまりに当たっているので、怖くなり、またまたサイダーを一気飲み。
出来上がったお好み焼きがこれまたウマい。
外がカリカリ、中がふんわり、小麦臭さが全くない。
お好み焼きにサイダーもこれまた合う。
またまたお代わり。
焼きそばもうどんもうまい。
「焼きそばは乾いた麺だから野菜を多めに焼いて、その水分を吸わせて、麺をほぐす。うどんは茹でて持って来るから、多少の水気を含んでいるので、野菜は少なめで、その分、水分を飛ばす」
「なるほど〜」とうなずきながら、またまたサイダー。
いつしかサイダーの瓶は9本並んでいた。

コーラでお好み焼きというのも今度、試してみたいなぁ。
投稿者 ishiko : 08:54
10月20日「妄想族」
No.30ち〜ムーンに言わせると僕は「妄想族」らしい。
妄想ばかりして、現実の世界に馴染んでいないのだそうだ。
そんな妄想を現実の写真に落とし込むのが今日の撮影である。
総勢20名以上のスタッフやモデルが集まり、妄想撮影は始まった。
本日撮影するのは10時間で全11カット。
メイクを創り、ヘアを創り、ライティングを創りと考えていくと現実的な数字ではない。
制作のチカちゃんが、
「イシコ、ホント大丈夫?」
「大丈夫!大丈夫!」
そう口走る妄想族イシコは現実的ではないのである。
2つのスタジオを同時進行で進めていく。
2人のモデルを同時にメイクやヘアを創っていく。
別部屋では衣装や小道具の制作も行われていく。
一枚撮り終わることに壁に貼られた絵コンテのタイトル表を一つづつ消していく。
花のアクセサリー、蛾のボディペインティング、牧草シャツ、米シャツ、傘のアクセサリー…。
次々と妄想が現実の写真に落とし込まれていく瞬間。
幸せである。
一日で終了したのか?
1時間程、遅れてしまったが11時間で無事撮影は全て終了した。
関わった皆様に本当に本当に感謝しております。
えっ?
レタッチ、テキスト、翻訳、デザイン、印刷…。
まだまだこれからの作業が本番のようである。
妄想族は制作過程を把握しきれていないのである。

博多織を取材しながら、このスナップ写真を撮ったときに、思いついた妄想絵コンテも現実にしてもらった。
ありがたや。ありがたや。
投稿者 ishiko : 08:52
10月19日「撮影前日のワクワク感と遠足前日のワクワク感の違い」
遠足前日のワクワク感にどこか似ている。
ホワイトマンのビジュアルブック撮影はいよいよ明日に迫っている。
撮影に足りないものを探しながら車を走らせる。
撮影に使う黒米、苦瓜、パプリカを買う。
まるで遠足のおやつを買うように。
違うのは食べる為ではなく、衣装に使わせていただくのである。
撮影に使う傘を買う。
まるで遠足の雨対策をするかのように。
違うのは雨に使うのではなく、アクセサリーとして使わせていただくのである。
御徒町、上野、浅草橋、合羽橋…。
どこも久しぶりに訪れる場所ばかりである。
いつしか遠足前日ではなく、遠足当日のワクワク感に変わっていた。
まるではとバスに乗っているかのように。
違うのは車内はガイドさんの説明ではなく、落語が流れていることである。

ラオスの夜市に似たようなイメージの物が売っていたなぁ。
「どこでもドア」があったらなぁと思ったりもして。
投稿者 ishiko : 08:49
2007年10月19日
10月18日「21世紀は空間の時代」
オランダという国では、小学校6年生で平均身長が160cmを超えてしまうのだそうだ。
「ちょっと高過ぎちゃったなぁ」
オランダという国はそうつぶやき、国内で流れる食べ物の遺伝子を組み替える。
決して全て冗談とも言えない遺伝子組み換えが得意な花の国ならではの話である。
華道家の大久保氏とホワイトマンのビジュアルブックの打合せをしながら教えていただく。
それにしても人間はいろいろなことができるようになった。
20世紀は時間の時代と言われていた。
移動手段が馬だったのが、車になり、飛行機になった。
時間をどんどん短縮できるようになった、
しかもタイムとラベルまでできる。
飛行機に乗って日付変更線をまたいで過去に行ってしまうこともあれば、未来に行ってしまうこともある。
そんな時間をいじれるようになった人間だが、空間だけはいじれなかった。
空間と言っても建物とかではない。
「場」もしくは「空気感」と呼ぶべきかもしれない。
それだけは人間の本質の部分が左右される。
時間はコントロールできても、心までは簡単にコントロールできない。
そのひずみが今、世の中に起きているのかもしれない。
だから「21世紀は空間の時代」なのである。
よく聞く「21世紀は心の時代」と言われることに通じる。
とまるで自分が考えたように偉そうに書いてきたが、これも全て大久保氏に教えてもらった
ことである。

肝心のホワイトマンのビジュアルブックの打ち合わせ。
日本生まれの「初恋」という真っ白な薔薇を使うことになった。
白い花の写真がハイビスカスしかなかったんだよね。
投稿者 ishiko : 08:10
2007年10月18日
10月17日「トラベルライティング」
京都在住の新元氏のご自宅に泊めていただく。
英米文学評論家で作家でニューヨークに20年以上住んだ後、京都造形大学で物を書くということを教え始めて既に1年半が経つ。
文学はもちろん、ジャズ、アメリカ映画、スポーツジャーナリズム、アメリカの政治、教育など相変わらず話題はつきない。
気づくと二人で6時間以上話し続けていた。
「日本には、まだまだトラベルライティングという分野が確立されていないと思うんだよね」
ヴィンテージの赤ワインを飲みながら新元氏は言った。
相変わらずいい声である。
トラベルライティング。
旅に関して書くということ。
「イシコ、ちゃんと訳せたじゃん」
僕の英語力を知っている新元氏は笑いながら言う。
新元さんの言うトラベルライティングは紀行文とは少し意味合いが違う。
自分の旅の行動を記すのではなく、その場所で起きている出来事を描く。
「ルポライターやジャーナリストの書く物とは違うんですか?」
無知な僕は聞いてみる。
ルポのような直接的な表現ではなく、どこか物語性を持って書き、語り部のように描いていく。
僕の文章力ではうまく説明できないが、何となくわかった気がする。
これが確立すると今までにないタイプの旅のガイドブックができるのかもしれない。

旅先で出会ったポストにまつわる話を書くみたいな感じかな。
新元さん合ってます?
投稿者 ishiko : 10:02
2007年10月17日
10月16日「走る島」
9時間近く眠っていた。
山口編集長とカメラマンの鈴木氏と夕暮れを見ながら飲み始め、21時過ぎには既に3人ともできあがり、床に就いていた。
眠る時は風の音もかなり聞こえたが、朝には風も止み、波の音が心地よく耳に入ってくるだけである。
静かな島である。
静かな島なのだが「走島」という名の「動」の匂いのする名前の島。
鞆の浦から船で約30分の800人程度の島。
99%の人が漁業に勤しむ島。
ワタリガニ、サザエなどうまいものづくしの島。
それ以上でもそれ以下でもない素敵な島である。
昨日の夕方、漁を終えたおじさんの船に乗せてもらい、僕らはこの島に乗り込んだのである。
そのおじさんが朝食後、今度は車で客船が出る港まで僕らを乗せて送ってくれた。
年齢不詳の赤いポロシャツのおじさんともう少しゆっくり話してみたかった気はする。
おばあちゃんが歩いている姿を見かけるとおじさんは車を停めて、窓を開けて声をかけた。
「どこまで行くんじゃ?乗ってくか?」
その風景を見ているだけで、何故か今日もいい一日になりそうだなぁと微笑んでしまうイシコであった。

この日も港の空にはイワシ雲が泳いでいた。
投稿者 ishiko : 10:23
10月15日「演説が結婚披露宴の挨拶に見える訳」
来年から始まる「世界散歩」のため、靴の連載は12月号で終了になる。
その最終回スペシャル企画で広島にやってきている。
福山の駅前で後から合流する「散歩の達人」編集長の山口氏と待ち合わせていた。
駅前ではサングラスでスーツ姿の男が演説をしていた。
現在の政治への不満を訴えているようだが、どこか日本転覆を唱えているような節でもある。
怖そうな風貌で過激な内容なのだが、どこかおちゃめに見えてしまう。
隣のラジカセから流れてくるBGM(だと思う)が沖縄民謡っぽい日本歌謡曲だからなのかもしれない。
「俺の尊敬する人は4人いる。一人はアントニオ猪木。一人は大仁田厚…、後は…、後は…、忘れちゃったなぁ」
やはりこの人おちゃめである。
出てきた二人の共通点は、プロレスラーで政治家。
しかも後の二人は忘れてしまった。
何だか愛すべき人に見えてきた。
「結婚披露宴で酔っぱらった友人挨拶みたいだなぁ」
カメラマンの鈴木氏の言葉が、つぶやいた。
それだ!
彼はサングラスをかけ強面なのだが、黒いスーツに白いシャツに白いネクタイだったのである。
一見、普段、見かけない格好のようだが、どこか馴染みのある格好。
まさに結婚披露宴で見かけるような人なのだ。

この日の夕方、僕らはイワシ雲を堪能しながら、島に渡ったとさ
投稿者 ishiko : 10:10
10月14日「絵画の値段」
カメラマンの鈴木氏と広島に向かう。
お好み焼きをつまみにビールを飲んだ後、先日、亡くなった黒川紀章建築の広島市現代美術館を観に行く。
企画展では、ちょうど東京で見逃した大竹伸朗展がやっていたので、はしゃぎまくる。
じっくり堪能した後、そのまま、この美術館が購入した作品が飾られている展覧会も観る。
作品の隣に購入価格が記されている展示。
まさにタイトル通りの「MONEY TALK」。
アートに値段はつけられないのだろうが、小市民の僕は食い入るように見てしまう。
同じ横尾忠則氏でも、50万円以下の作品もあれば500万円の作品もある。
森村泰昌氏の300万円の作品も草間彌生氏の1000万円の作品も素晴らしい。
あれ?待てよ。
知らないうちに作品の名前ではなく、●●円の作品と覚えるようになっていた。
そのうちにぼやき始めていた。
「黒板にチョークで落書き、しかも文字だけなのに、なんで300万円以上もするんだよ〜」
とても絵を鑑賞している雰囲気ではなくなってきた。
それも序の口。
青く塗られたキャンバスと赤く塗られただけのキャンパスの絵が2000万円、日付が書かれただけの3000万円の作品。
「ぎょっ!この絵でうちの田舎だったら家が建つぞ」
と怒り始める始末。
僕のようなアートに無知な人が観てはいけない展覧会だったのかもしれない。
ある意味、「MONEY TALK」にはなるのだろうが…。

ただ、これを見てからは、街の物が全て現代アートに見えてきたから、やはり観てよかったと思う。
投稿者 ishiko : 09:49
2007年10月14日
10月13日「結局、日本語かよ!」
コンラッド・リーチ氏が来日しているそうだ。
世界のセレブリティ達が自画像を描いてもらいたいと思っているアーティストなのである。
そんな彼が逗子のセリュックスの桑原邸にいらっしゃっているそうで、映画プロデューサーNo.24キャスパー夫妻と愛娘まれちゃんと遊びに行く。
1年以上前になるだろうか。
僕はオートバイ関係のWEBディレクションの仕事をしていた。
ちょうどその時、バイク好きで知られる彼が来日し、桑原氏と一緒に彼を連れて、バイクのお店に行ったことがある。
しかも、その後、神聖な彼の制作現場にまでお邪魔させていただいた。
そのときコンラッド・リーチ氏は、ホワイトマンのプロジェクトを絶賛してくださった。
お世辞でも褒めてくださったことが、単純な僕はものすごく嬉しかった。
そして彼は僕のことというかホワイトマンのことを覚えてくださっていて、
「ホワイトマンは素晴らしいよねぇ」
と今日も言ってくださった。
というか言ってくださっていたのだと思う。
「ホワイトマンのフィロソフィーは何なのですか?」
と聞かれた。
多分、理念というか哲学を聞かれているのだろう。
しかし、答えられない。
日本語でも難しいのに。
すかさずキャスパーが
「ホスピタリティとエンターテイメントの融合であるホスピテイメントなんですよ」
と答えてくれる。
僕はテニスのラリーを見ているように二人のやりとりを見ている。
コンラッド夫妻のグラスが開いている。
どうやらビールを飲んでいるようだ。
せっかくイシコは英語を勉強しようとしているのだから、ビールでいいですか?と聞いてみよう。
しかし、咄嗟に出て来ない。
仕方ない。
まるでトイレにでも行くようにすっと立って、勝手知ったる桑原邸の冷蔵庫を勝手に開け、ビールを抜き出す。
なんと言うのがいいのかを考えながら。
席に戻った。
「ビールで大丈夫ですか?」
結局、日本語で聞いてしまうイシコであった。

多分、イシコは硬直状態だったと思う。
投稿者 ishiko : 08:22
2007年10月13日
10月12日「君が代は恋の唄だった?」
現在、制作中のホワイトマンのビジュアルブックには、それぞれのページに日本語を外国人に説明する簡単な文章を日本語と英語で掲載する。
例えば漢字と漢字の間にスペースが入ると読み方は変わる。
「面白い(おもしろい)」→「面 白い(つらしろい)」
といった感じである。
同じように「君が代」という日本の国歌に触れたページがある。
別に国歌の話を書いているわけではなく、漢字にはいろいろな読み方があるという例で、「代」という文字は「シロ」とも読めるので、ある外国人が「キミガシロ」と読んでしまったお話である。
このページでボディペインティングをお願いするアーティストの神田サオリさんと打合せをしながら、ワインを飲んでいたら、
「君が代って実は恋の唄なんですって?」
と彼女がいつもの優しい笑顔で言った。
「古今和歌集」の詠み人知らずのところに、この唄が書かれていることは何となく聞いたことはある。
検討を重ねていくと、実は「挽歌」すなわち亡くなった人を悲しみ悼む歌だったという説が出てきた。
そして、それを神田氏の友人のミュージシャンは「恋の唄」として編曲し、アレンジしたそうだ。
あの重々しく聞こえる国歌が軽やかな唄に変わる。
一度、聞いてみたいものである。

恥ずかしながら、国旗の由来も今更ながら知った。
聖徳太子が遣隋使に託した文書「日出ずる国」とする考え方に由来し、赤い日の丸は日の出の太陽を意味するのだとか。
これでまた一つ外国人に日本のことを聞かれたときに答えられることが増えた。
投稿者 ishiko : 08:26
2007年10月12日
10月11日「久々の車中泊!」
ジムカーナやラリーなどでメカニックとして活躍されている三菱自動車の山口氏から連絡が入る。
ホワイトマンカーの修理が終わったとのことである。
高崎まで新幹線に乗ってふらりと車を取りに行く。
コーヒーをいただきながら、お互い同級生ということで盛り上がり、大学時代に乗っていた車話で更に盛り上がる。
再会を約束して、久々のホワイトマンカーを運転しながら高速のインターまで走る。
せっかくここまで来たのだから、ぶらぶらしながら帰ろうかなぁと高速に乗るのを止め、道の駅で今日のこれからを考える。
そういえば最近、車中泊していないなぁと思う。
僕は車中泊が好きである。
温泉か銭湯に入り、ビールとつまみを買って、道の駅や公園、川縁や海辺などに車を停め、シートを倒す。
この基地のような車の中で過ごす感覚が好きなのである。
後は気ままに過ごす。
普段、聞かない音楽をじっくり聴いたり、地酒をじっくり味わって飲んでみたりする。
飲んだら運転はできないので、そこで泊まる。
音楽を止め、外の車の音を感じながら、そのまま寝てしまうこともあれば、興奮気味で眠くないときは、パソコンの電源をつなぎ、メール三昧の時間を楽しんでいることもある。
沖縄で車中泊したときは、あまりに星がキレイで車の屋根で寝てしまったこともある。
これは良い子はマネをしない方がいいかもしれないが…。
本日は、埼玉県は北本市のスーパー銭湯に入り、ビールとつまみを買い、さいたま市(だと思う)の高架下で「ハナレグミ」を聴きながら眠ってしまった。

車中泊の禁止事項は、匂いのキツい食べ物はやめた方がイイ。
少なくともドリアンはやめた方がイイ。
まぁ、日本ではほとんど売ってないからいいけれど。
投稿者 ishiko : 10:42
2007年10月11日
10月10日「どこまで経費か?」
僕のような個人の会社でも会社という法人である限り、決算というものがつきまとう。
昨年の今頃は赤字であることに落胆し、会計事務所を出て、そのまま占いなんぞに行ったっけなぁ。
一年って早いなぁとつぶやき、横浜の会計事務所に向かう。
会計事務所に居座り、いろいろな経理上の不明点を確認していく。
「ホワイトマン今期は黒字です」
藤原社長と担当の花嶋氏と手を叩いて喜ぶ。
本来だったら黒字の半分程度は税金で持っていかれるのだが、昨年度、赤字だったことが功を奏し、消費税と都民税だけで何とかすみそうである。
来年の「世界散歩」プロジェクトの資金も多少は捻出できる。
と言いつつも、いつものことながら、いろいろなことが不明で残る。
僕の場合、プライベートと仕事の境目があいまいというか無いに等しい。
これが経理上、かなり面倒なようである。
たとえば食事のことをコラムに書くときは、自分自身の食事代も経費になる。
しかし、普段の生活の一部だろ?と問われれば、すぐに「はい」と即答するだろう。
映画や舞台のことを書くこともあるので、チケット代も経費になる。
しかし、趣味だろ?と問われれば否定できない。
洋服はホワイトマンで使用するので、衣装代は経費になる。
ショーや撮影の後、プライベートでも着るだろ?と言われれば、今、着ている服をジッと見つめてしまうだろう。
来年の「世界散歩」は、さらに経理上、面倒なことが多くなり、会計事務所にご迷惑をかけそうである。

「これは経費として通りません!」
と言われることも多いだろうなぁ。
投稿者 ishiko : 15:09
2007年10月10日
10月9日「人が人を選ぶということ」
ホワイトマンのビジュアルブック用のオーディション。
オーディションと言っても、カメラマンのかめら〜まんやメイクの岡田氏が呼びかけてくれたアットホーム的なオーディションである。
ワインも用意して飲みながら、カメラテストをしながら考えていこうと思う。
正直、3、4名くらいかなぁと思っていた。
だったらこれもご縁なのでオーディションと言いつつも、僕の中では全員採用と決めていた。
多少、今の絵コンテをいじって当てはめて創っていけば、後はワールドワイドなNo.7かめら〜まんやヘアデザイナーのNo.17シャーマン、メイクの岡田氏がなんとかしてくれると勝手に思っていた。
しかし、実際は10名ものモデルや俳優が集まってくださった。
かめら〜まんが来てくれた人にはヘッドショット(宣材用)に撮ってくださるということで、来た方もいらっしゃるのだろう。
とにかく10名である。
さすがに全員掲載するわけにはいかない。
選ばなくてはならない。
「人が人を選ぶなんてことは本来できないんだよ」
先月、博多の名士庄嶋氏が言っていたことをふと思い出した。
口には出さなかったが、正直、困惑していた。
モデルさんや俳優さんは、どなたも魅力的なのである。
選べないのである。
でも選ばなくてはいけない。
ページを増やせばいいじゃないか?
一人のページを三人にするのはどうだろう?
お前そこまで偽善者ぶりたいのか?
きちんと選べよ。
頭の中で何人ものイシコの言葉が飛び交っていた。

どっちの扉を選ぶかなぁって感じなんだよなぁ。
向こうは見えないしなぁ。
投稿者 ishiko : 17:16
2007年10月09日
10月8日「モスクで家政婦を見た!」
「ひょっとしたら世界で一番多い宗教はイスラム教なんじゃない?」
誰と飲んでいたときだかは忘れたが、そんな話になったことを覚えている。
その後、調べてみたら実際はキリスト教に次いでイスラム教は二位だった。
しかし、仏教を信仰している人口の4倍以上の人が世界中で信仰しているのには驚かされた。
本日、国立モスクに行く。
普通のモスクはどこか入りにくいが、ここであればツーリストタイムがあり気軽に入ることができる。
ただ、モスクでは肌の露出は厳禁なのである。
短パンなど履いていようものなら、床屋でかぶるような衣装をつけさせられる。
ち〜ムーンはヘッドスカーフをしていない為、入り口でスカーフというより頭巾を被らさせられ、シャツのボタンを締め、肌を露出しないように注意された。
「家政婦は見た」状態というかお掃除おばさんのようになったち〜ムーンと供に中に入る。
前回、クアラルンプールに来たときにもここに立ち寄ったのだが、何度でも来たくなる場所である。
大理石のヒンヤリとした床と開放感のある建物が何とも心地いい。
その証拠というわけではないが、ところどころでイスラム教徒もお昼寝を楽しんでいる。
クアラルンプールで昼寝をするなら、間違いなく僕はここをオススメする。
もちろん本日もここでお昼寝をさせていただいた。

これで今回のマレーシアの旅が終わる。
それにしてもこの国は国旗が多かった。
これは独立広場にある100m級世界で一番高いと言われる国旗掲揚ポール。
投稿者 ishiko : 08:02
2007年10月08日
10月7日「ぼったくりタクシー」
「No.24キャスパーに言ったら、怒られるだろうなぁ」
本日、3回目のタクシーに乗りながら、キューバの詐欺事件をふと思い出した。
クアラルンプールに到着してから、ずっとモノレールで移動していて、実は今日、初めてタクシーに乗った。
しかも3回とも違う種類のタクシーに乗った。
呼び方はともかく、ぼったくりタクシー、メータータクシー、高級タクシーの3種類である。
1回目。
ほんの数年前まで世界一の高さを誇った高さ約452mのペトロナスツインタワーの展望チケットをゲットする為、ち〜ムーンが眠っている間に散歩がてらホテルからタクシーに乗る。
時間ごとに人数が制限されていて無料の展望チケットの為、人気チケットですぐになくなってしまうらしい。
それはともかく、タクシーの相場を知らない(No.30ち〜ムーンに後で怒られたのだが)僕は、10分程度の距離のタクシーで、20リンギ(約700円)支払う。
「マレーシアは、物価から考えるとタクシーは高いのだなぁと」
とつぶやきながら、降りる。
2回目。
当日朝8時から展望チケット配布開始で、既に受付の前は既に200名近く並んでいたが、それでも4時30分の最終回のチケットを2枚取得。
ホテルに戻るために、ちょうど人が降りたばかりのタクシーをつかまえた。
普通のメータータクシーだった。
全く同じ距離なのに、約4リンギ(約140円)。
そこで1回目に乗ったタクシーが、ぼったくりタクシーだったことに初めて気がつく。
1回目に降りたときにつぶやいた自分の言葉を思い出し、笑ってしまう。
3回目
88階の最上階に行くとばかり思っていたのだが、実際は23階(だったと思う)の展望室だった。
それでも高層階からクアラルンプールの景色が一望できるので写真を撮りまくる。
降りてきてから隣のショッピングモールで買い物をしていたら、スコールが降ってきた。
レストランも満杯なので、一度、ホテルに戻ることにした。
さて、2回のタクシーで学んだ僕は運転手に
「タイムズスクエア、ハウマッチ?」
と聞いてみた。
一人目は「タイムズスクエア」までの距離が近すぎて、商売にならないと相手にしてくれない。
二人目は朝と同じ20リンギと言うではないか。
あり得ない。
僕が逆に乗るのを止めようとすると、近くにいたタクシーの運転手が10リンギでどうだ的に言う。
それでも倍以上。
結局、隣のマンダリンホテルの前でコンシェルジュにつかまえてもらい乗ることにした。
普通のタクシーではなく、少しだけグレードの高い車で。
10リンギ(約350円)かかるが、同じ料金ならこちらの方が気持ちいい。
3回乗ってようやくタクシーの乗り方を学んだ気がする。
僕は普通の人よりも飲み込みが遅いのである。

手を上げて止めるところまでは日本と一緒なのにね。
投稿者 ishiko : 09:03
2007年10月07日
10月6日「ラマダン時期のマクドナルド」
マレーシアはイスラム教徒が多い。
ちょうど今はイスラム暦でいうところのラマダンと呼ばれる月の時期で、イスラム教徒は義務である断食を行う期間らしい。
断食と言っても、完全な断食ではなく、一日のうちの明け方から日没までの断食なのだそうだ。
つまり日中は食べないということである。
一応、仏教徒の僕らは、ラマダンのことをすっかり忘れ、夕暮れ時、歩行者天国になった独立広場でボーッと座ってイルミネーションを楽しんだ後、クアラルンプール最古のモスクである「マスジッド・ジャメ」の近くを散歩した。
昼間、インド人街を散歩した際、ヒンズー教の香りが漂っていたのだが、このあたりはイスラム圏の香りが漂う街並である。
少し小腹が空いたので、マクドナルドに入る。
もちろんドナルド=マクドナルドの人形も取る。
世界の場所によって、ドナルドの人形も違うのである。
マレーシアの人形はフライガイという他のキャラクターが一緒になっているのが特徴である。
ハンバーガーの値段を見てみると、一時期の日本と同じ約90円程度で買える。
マレーシアの物価(だいたい日本の3分の1くらいかなぁと。フードコートで300円もあれば、飲物付きで食べられる)からすると少々、高い気はする。
と話がすっかりマクドナルドの話になってしまったので元に戻そう。
店内は、ちょうど日没の時間と重なったようで、イスラム教徒で溢れていた。
「あっ、ラマダンだ…」
ち〜ムーンがつぶやいた。
イスラム教徒は、一日の大事な食事の時間がこれから始まるのである。
マクドナルドでヘッドスカーフを巻いた女性をこんなにも見たのは初めてである。
道の反対側にあるバーガーキングも覗いてみるとやはり同じ。
結局、僕らは席に着くことができず、とぼとぼタイムズスクエアに戻るのであった。

先日、veritaの連載で曲線の話を書いたが、ムスクの曲線も美しいよなぁ。
投稿者 ishiko : 13:32
2007年10月06日
10月5日「役に立たない記憶」
午前中の便で、ランカウイ島からクアラルンプールへ移動する。
今回、旅行代理店に頼んでいて、本来、ホテルまでは乗り合いワゴンで移動なのだが、2人しかいないので今回、ベンツを用意してくれた。
空港から街まで1時間近くかかるので、「ついてるなぁ」と乗り込む。
そういえば4、5年程前、クアラルンプールへ取材にきた時、新型肺炎SARSの影響で観光客が減っていた時で、僕ら3人の取材クルーに観光バスがあてがわれた。
あのときも「ついてるなぁ」と最初は喜んで、バラバラに座って貸し切りバス状態を楽しんでいたが、打ち合わせもしなくてはならないわけで、結局、3人で固まって座ってしまい、バスだと取材時の小回りもきかず、翌日からワゴン車に変えてもらったっけ。
高速の両脇には映画「地獄の黙示録」に登場するようなやしの木がずっと広がっている。
実はこれは全てやし油の木なのだと助手席に座ったガイドが教えてくれる。
インスタントラーメンやポテトチップなどの原材料の一部によく書かれているあの「やし油」である。
以前はゴムの木を栽培していたそうなのだが、今はやし油の木に変わりつつあり、マレーシアの特産品になりつつあるのだと教えていただいた。
そういえば前回は、マレーシアの特産品は「すず」だと教えていただき、工場も見学に連れて行ってもらった。
あの場所で購入したタンブラーは、いったい、どこに行ったのだろう。
それにしてもこの街は、どこに行ってもインターネットには困らない。
ちょうど日本とメールのやりとりが多かったのだが、ホテルだろうが街中のカフェだろうがワイヤレスが飛んでいる。
ふと先日の某代理店社長の言葉を思い出した。
「ワイヤレスということはインフラがいらないわけですよ。
アンテナを立てればいい。
そういう意味ではアジアやアフリカがどんどん進んでいるらしいですよ。
クレジット機能つきの携帯端末でバングラディッシュの田舎の人達が使いこなしているという話もあるらしいです。
バングラディッシュのように識字率の低い国でも使っているというところが不思議ですよね。
ひょっとすると先進国と発展途上国が逆転する日が来るのかもしれないですね」
デパートの中を散策しながら、あふれる携帯端末屋を見て、本当にありえるかもなぁと改めて思ってしまう。
「どれも今は役に立たない記憶ばかりだなぁ。もっと土地勘を働かせてくれよ〜。」
と街中で地図を広げながらち〜ムーンは言った。
「あっ?あの物売り、前のときにもいたなぁ」
シャボン玉マシーンを売る人を見つけて僕は叫んだ。
もちろん、この記憶も役に立たないようである。

そういえば、クアラルンプール一の繁華街とも言えるタイムズスクエア駅のすぐ近くに刑務所跡地があるのを思い出した。ってこれも役に立たない記憶ですね。
投稿者 ishiko : 10:07
2007年10月05日
10月4日「イスラムを思わせるCM」
No.30ち〜ムーンに言わせれば、最近の僕はテレビっ子らしい。
確かにこのところ以前よりもテレビを観ていることが多い。
その影響はマレーシアに来ても続いている。
もちろんホテルなのでMTVやBBC、ディズニーチャンネルなども観られるのだが、ご当地のマレーシアのテレビ局「TV3」を観ている。
言語はマレー語でわからないのだが、イギリス植民地時代の公用語が英語だったせいか、テレビドラマでも英語字幕が流れるので何となくはわかったりする。
日本でも人気があるお昼時のメロドラマ(今もこんな言い方でいいのだろうか)的な番組も多い。
ダメ男が出てきて、女性間のドロドロ的な部分もあり、さほど変わらない気はする。
ただ日本と確実に違うのは、イスラム教が国教なので、ドラマの中でも随所にヘッドスカーフを巻いた女性が出てくる。
もちろんCMの中にも登場する。
シャンプーのCMでは、CGで頭皮のシーンは出てくるのだが、映像では、ヘッドスカーフを巻いた女性である。
髪の毛のCMで髪の毛が出て来ないというのは何とも不思議に感じるが、何とも新鮮にも思える。
商品が見えれば、髪の毛をど〜んと出さなくても逆にイメージが広がったりする。
テレビを観ながら、「う〜ん」とうなってしまうイシコであった。

クアラルンプールの空港で祈り部屋のインフォメーションを見つけるとやはりイスラムの国なんだなぁと実感するんだよなぁ。
投稿者 ishiko : 05:50
2007年10月04日
10月3日「チップのタイミング」
未だにチップの渡し方が下手である。
その為に1リンギ(約34円)紙幣は、お釣りの度に取っておき、かなり集めた。
ベッドメイキングをお願いする為に、枕に置いておくチップは簡単だが、ともかく、誰かに何かを頼んだときに渡すチップが、スマートじゃない。
頼んだことに夢中になってしまい、
「サンキュー!」
と見送ってから、
「あっ!チップ!」
と追いかけて渡すのである。
今日までの3日間の滞在で渡したチップを見てみる。
1:ベルボーイが荷物を運んでくれた。
部屋にトランク二つを持ってきてくれた。これがいつもつまずく。両替したばかりで、小さいお金を持ち合わせていないことも多い。「お釣りちょうだい!」ともチップでは言えない。今回は、前回、来たときの残りの紙幣があるので大丈夫だったが…。
2:ルームサービスを持ってきてくれた。
初日に出掛けるのが面倒になり、ソフト麺のようなパスタ(ち〜ムーンも僕もこの麺が意外に好きである)をルームサービスで頼んだ。
3:テレビの故障(?)を見に来てくれた。
テレビが故障したのかと思って呼んだら、実は、枕にあるスイッチを入れなくてはリモコンがきかない仕組みになっていた。リモコンも壁からつながっていて「これリモコンの意味がないよね?」とち〜ムーンが嘆いていた。
4:セキュリティボックス
セキュリティボックスの設定をする前にダイヤルを回してしまい、開かなくなってしまった。ホテルスタッフがやってきて、サクッと開けてくれた。ち〜ムーンが一言。「あの人、泥棒になれるね」。
そして、もう一つ、この交遊録をアップする際、インターネットのワイヤレスに接続するためのカードを購入したのだが、設定の仕方が全くわからない。
そこでフロントに頼むと詳しいスタッフがやってきた。
彼はさくさくと慣れた手つきで進めてくれた。
僕のようなIT音痴では絶対にできなかっただろう。
10分程度で僕のパソコンは、この国の通信事情を握るTMネットのシステムを使えることができるようになった。
しかも30日つなぎ放題1000円弱(正確にはホテル値段で28リンギ)で使える。
そんなにマレーシアに居ないけど。
快適だなぁとメールを使い始めているうちに、スタッフにチップを渡すのを忘れてしまったのである。
あんなに親身にやってくれたのに。
あれから丸二日。
未だにホテルの中で彼に出会っていない。
出会えたら、あのときのチップを渡そうと思う。
会っただけで感激して、またチップを渡すのを忘れたりして。

このTMの色違い公衆電話も並ぶとカワイイよねぇ。
投稿者 ishiko : 08:54
2007年10月03日
10月2日「日本料理屋で情報収集」
ホテルの近くにある日本料理屋に行く。
いきなり海外に来て日本料理である。
しかし、こういった場所で働く日本人から情報を聞くというのは悪くない。
住んでいる人の生の情報なのだから。
たいてい最終日に
「そろそろ日本料理が恋しくなったね?」
と言いながら、行った日本料理屋で店員と仲良くなり、いろいろな情報を聞いて悔しがるということもある。
もちろんこれも出会いで、日本料理屋なのに日本人が一人もいないということだって多々ある。
それはそれでネタとして楽しかったりする。
本日の店は大当たり。
この日本料理屋は、マレーシアのベストオブレストランに2005年、2006年と選ばれているレストランなのだそうだ。
どうやってベストオブレストランに選ばれるのか。
星による評価で知られる「ミシュラン」(そろそろ東京版が出るらしい)のように、いつ審査員が来るかはわからない。
来てもわからない。
ふらりとやって来て、いつのまにか審査され、あなたの店が今年はマレーシアのベストオブレストランですという感じで知らされるのだとか。
料理を仕切る大将も日本人。
生きた鯛を見せていただき、そのまま捌いて、お刺身と塩焼きにしていただく。
マレーシアで生魚を食べられるとは思わなかった。
そして、聞きたかった情報もうかがえた。
マッサージ店が多く、ガイドブックにも紹介されているのだが、ランカウイ島に住んでいる人から本当にオススメの場所を知りたかったのである。
女性店員の一人がマッサージ狂で、いろいろな情報を教えてくださった。
ホテルまで来てやってくれるマレーシアの伝統的なマッサージ職人の携帯番号を教えていただき、僕はオイルを使うマッサージもやってみたかったのだが、ち〜ムーンはオイルを使うバリ式がダメだと伝えると、ランカウイ一と言われるバリマッサージ専門店に一人だけタイ式ができるマッサージ師(しかもメチャクチャうまい!)がいるとのこと。
その場ですぐに連絡を取ってくださり、明日の夕方、僕はバリ式を、ち〜ムーンはタイ式を同じ店で受けられることになったのだ。
しかもそのお店の代表の方が明日、ホテルまでお迎えまで来てくださる。
マッサージ三昧のランカウイ滞在となりそうである。
って今日、既にリフレクソロジーは受けたのだが…。
だって、安いんだもの。

惜しい!
「ミレラルワォーター」→「ミネラルウォーター」と添削してあげたくなる気持ちを抑えながら、今日も街へ散歩に繰り出すのである。
投稿者 ishiko : 09:28
2007年10月02日
10月1日「財布落とした?」
僕は物をよく落とす。
旅先では更に物をよく落とす。
No.30ち〜ムーンに言わせれば、僕は「無意識くん」なのだそうだ。
「財布はここに入れ、ipodはここに入れ、サングラスはここに入れ…」
と意識を持って入れておけば、そんなことはない。
全ての行動を無意識にしているから、いざ意識を持ったときに
「あれ?飛行機チケットがない…」
ということになる。
ち〜ムーンとマレーシアはランカウイ島に向かう。
クアラルンプールまでの機内は空いているので、真ん中の席を独り占めして、オンデマンドの映画「ダイハード4.0」を観ていた。
ふと財布がジーンズのポケットにないことに気がついた。
上の棚からBOBLBE-Eのリュックを取り出す。
今回のスターウォーズとのコラボレーションは素晴らしい。
と今はそんなことを言っている場合ではない。
リュックの上のポケットを見てみるが、やはり見当たらない。
考えてみる。
最後に財布を使ったのは、カフェである。
それからポケットにしまった…?はず?
ち〜ムーンの方をちらりと見る。
彼女も、オンデマンドで映画「オーシャンズ13」を観ているようだ。
まだ彼女には言えない…。
もう少し考えてみよう。
落としたと考えられるのは、待合室に座っているときにポケットから滑り落ちてしまったのではないだろうか。
実際、以前、僕は待合室で落とし、拾ったお客さんが近くの係員に届けてくださった。
当の本人は全く気づかず、飛行機に乗り込み、文庫本を読んでいたら、スチュワーデスが席まで届けてくれたことがある。
これが「世界散歩」だったらと思うとぞっとする。
僕はチェーンつきの財布を持った方がいいのかもしれない。
とにかく後でスチュワーデスに地上と連絡をとって聞いてもらおう。
もし、なくしてしまった場合のことを考える。
まぁ、数年前、マレーシアに行ったときの残りのお金と、多少の日本円はリュックに別封筒で入ってるし、ち〜ムーンのクレジットカードを借りれば旅では問題ない。
後はクアラルンプールの飛行場でクレジットカードと銀行のカードを止める電話をする。
免許証と健康保険証の再発行が面倒だが、これは戻ってから手配すればいい。
ヨドバシカメラのポイントカード使っておけばよかったなぁ。
などと一枚一枚のカードのことを思い出しながら、カード追悼にふける。
さて、そろそろち〜ムーンに言おう。
「どうも財布落としたっぽいんだよなぁ」
ふと画面から目を離して、彼女は膝にかけていた僕のジャケットのポケットから財布を取り出し、「にやり」とした。
そうだった。
ジャケットを持ってきていたのだ。
それさえも忘れていた僕。
そして、そのポケットに財布を入れていた僕。
彼女は声には出さないが口で文字を作っていた。
「むいしきくん」!

「でへへ」って感じで、またダイハードに戻ったとさ。
投稿者 ishiko : 13:06
2007年10月01日
9月30日「ビジュアルブック撮影開始!」
ホワイトマンのビジュアルブック撮影が始まる。
本来、モデルと役者さんは10月9日にオーディションを実施してからである。
しかし、オーディションだけではきっと集まらない。
今回のビジュアルブックの中に、おばあちゃん役とお相撲さんが必要なのだ。
オーディションでおばあちゃんとお相撲さんがぞろぞろ集まったら楽しいが、現実的には難しそうである。
などと思いながら、日々、過ごしていたら、イメージにぴったりのおばあちゃん役が見つかった。
先日の舞台のペテカンに出演されていた宮崎の女優濱崎氏である。
濱崎氏にお願いして、スタッフのスケジュールをぬい、奇跡的に撮影できることになった。
ライティングも終わり、椅子に彼女が座った瞬間、彼女にお願いして本当によかったと思った。
本当にイメージ通りなのである。
「いいですねぇ」
「楽しいなぁ」
「オッケーです〜」
僕が撮影現場でつぶやいていた言葉の80%である。
「イシコは何もしなくて、つぶやくだけだからいいよなぁ」
シャッターを押しながら、カメラマンNo.7かめら〜まんがぼやいた。
今回、白のバックペーパーの前で白塗りの人を撮る。
これはかなり難しく、スタッフ泣かせである。
ただ、どこまで白の違いが出せるかこだわってみたい。
これはライティングにかかってくる。
明かりの位置を10cm変えるだけで全然、違う写真になる。
さすが来年、カメラマン歴20周年のかめら〜まんは、微妙な頬の影までコントロールしている。
パソコン上で写真をチェックするとやはり世界のカメラマンなのだと改めて気づかされるのだ。
そして老人の皺が、これほど美しいと思ったことはなかった。
「年輪が美しいですよね〜」
と思わずつぶやく。
「イシコ!ホントいらんことばっかり言うなぁ」
みんなに責められるのであった。
たまに違うことをつぶやくとこの始末である。

今回は全てスタジオ写真だけど、オールロケのビジュアルブックも面白そうだなぁ。
投稿者 ishiko : 09:55



