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2007年09月01日
8月31日「人間が恐怖感を覚える高さ」
あなたは高所恐怖症ですか?
「高所恐怖症だよ」
と答えた方は、たとえ3mでも高く感じるであろう。
高所恐怖症でない人でも、ふとした時に恐怖を感じる高さがある。
果たしてそれはどのくらいの高さなのだろう。
靴の連載取材で東京電力に伺った際、ふとそんな話になった。
考えてみれば当たり前なのだが、東京電力には電信柱に登るプロの方々がいる。
彼らがいなくては自宅まで電気は届かない。
作業中、停電させるわけにはいかないので、電気を流したまま、電信柱の間で作業を行わなければならないのだ。
しかも高いところで手を離し、命綱のバランスだけで作業することもある。
「人間が一番、恐怖感を覚える高さは、10〜15mだそうです」
東京電力の乗附氏が教えてくださった。
電信柱の高さが、まさにその高さなのである。
それ以上の高さになると逆に開き直ってしまうのだそうだ。
「せっかくなので高さを体験してみますか?」
とおっしゃってくださった。
迷わず体験させていただく。
さすがに電信柱に登るのは危険なので、油圧式の作業車で15mの高さまで上げていただく。
展望台や気球とは違う緊張感がある。
15m以上でも、もちろん高い恐怖感はあるが、それとは少し違う次元の怖さがある。
落ちることがイメージできる緊張感が、この恐怖感を生むのかもしれない。
彼らは両手を離した状態で、この高さに慣れるため、電信柱の上で命綱だけでキャッチボールをする訓練もするそうだ。
靴の話?
来月号の「散歩の達人」を読んでくださいませ。
それにしても相変わらず、靴の話は面白い。
イシコの文章ではなく、取材が。

鳥君。鳥君。
君たちは、よく高いところに停まっているよね?
君たちには高所恐怖症という概念はないのですか?
投稿者 ishiko : 2007年09月01日 08:28




