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2007年08月28日
8月27日「イシコ大病院に行く!」
僕は高校生までは身体が弱く、小児喘息も患っていたので、たいてい週に一度は大きな病院に通っていた。
何がどうなったのかはわからないが、大学生以降は喘息もなくなり(東京に出てきて2年目くらいに1度だけ発症したが、結局、それだけでその後、15年程出ていない)、その後、病院にさえ行かなくてよい身体になってしまった。
母の葵ちゃんに言わせれば、
「それだけ、ぐうたら生きていれば、誰だって健康になるよ」
なのだそうだが、やはり日本の医療が素晴らしかったのだと思う。
そんな健康な僕ではあるが、久しぶりに病院に行くことになった。
中学生以来の坊主頭で頭皮が日焼けしたのか、逆に帽子を被っていて、むれてできたのかはわからないが、頭皮に湿疹のようなものができて、かゆいのである。
はっきり言ってたいしたことはない。
ただ、先月、「シッコ(Sicko)」を観た後なだけに大きな病院に行ってみたくなったこともある。
早速、受付に行くと、
「選定医療費が3000円かかりますがよろしいでしょうかぁ?」
と言われた。
「選定医療費?」
思わず聞き返してしまう。
他の医療機関からの紹介状がないと患者側が別途負担金を支払うという制度になったのだそうだ。
金額は医療機関によって様々なのだそうで、本日、かかった病院は3000円ということになる。
イマイチ理解していない部分もあるが、払わないと受診できず、前に進まないのだから同意して受診することにする。
診療までに1時間程、待ち、レントゲンだの検査だので、なんだかんだで1時間。
薬をもらうまでに1時間。
軽く3時間以上はかかる。
というのが、僕が高校生のときまでの大病院のイメージである。
今日は、これで半日つぶれるだろうなぁと単行本も持ってきた。
しかし、単行本を読む暇などなかった。
現在の状況がモニターで表示され、すぐに僕は予備診察室というところに呼ばれた。
その後、もう一度、待合室で待つこと数分。
ベルトコンベアのように8名の医師がどんどん診察しているようだ。
その動きがモニターに映し出され、目が離せない。
すぐに、また僕の番号が表示され、名前も呼ばれた。
「これは軽い湿疹だね。すぐに治ると思うよ。塗り薬を2本出しておくから」
大好きな高田純次さんのような口調だった。
診察時間!3分!
病院に入ってから診察終了まで約40分。
会計も昔の大病院のように書類を出してから、番号札を持って待つのではなく、銀行のキャッシュサービスのように待っていればすぐにその場で会計してくれる。
「あちらでお支払いできますので」
病院に入ってから、会計計算まで約1時間。
早い。
この早さが選定医療費にも反映されているのかもしれない。
しかも支払いは機械で、できてしまう。
「そこまで急いでいないから、そんなに早く飲み込まなくてもいいよ」
と声をかけたくなるほど伊藤博文の紙幣をどんどん飲み込んでいく。
お釣りを吐き出しながら
「お大事に」
機械から流れる乾いた女性の声を聞いて、何だか怖くなってきたイシコであった。

くらげに刺されたときにビネガーを塗るといいと言われるが、湿疹のときにビネガーは効かないのかなぁ。
投稿者 ishiko : 2007年08月28日 08:31




