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2007年08月16日
8月15日「こんなに昼寝をした理由」
何もしない一日。
で何をした?
だから何もしないんだって。
交遊録とメールを何本か書いただけで、後は夕方まで眠り続ける。
ときどき目を覚まし、ラジオから流れる高校野球に少しだけ耳を傾け、また眠りに堕ちる。
畳の上で大の字になった上を心地よい風が通り抜けていく。
実家は築100年以上経つ古い木造の家である。
何度か手は入れているが、梁などの基本構造はそのまま生かしてある。
昔の家なので時代劇で見られるように、東西南北全てがふすまになっている部屋が多く、壁がないのが特徴である。
法事など親戚がたくさん集まるときに、すぐに取り外して大きな空間ができるように設計されている。
子供の頃はこの家が嫌いだった。
友達の新しい家に遊びに行くと、壁にカッコイイポスターや絵が飾られ、本棚やソファなどが壁際にかっこよく置かれている。
それに比べ、壁がなく、全てがふすまで、全てが畳、座椅子と茶箪笥、掛け軸の自分の家はカッコ悪いと思っていた。
もちろん、中年になった今ではこの家が大好きである。
何より夏が涼しいのがいい。
風が南から北に通り抜けていく。
37度を越えた今日はさすがに扇風機を回していたが、それだけで、ぐっすり昼寝が楽しめるのだ。
まぁ、これだけ寝ていたら、昼寝という呼び方は通り超しているが。
昔の人は夏をいかに快適に過ごすかを考えて建てたのだそうだ。
冬は着込んで、火鉢があれば、何とかなると考えた。
と母の葵ちゃんが冷たいカフェオレを創りながら教えてくれた。
もちろんカフェオレは僕のではなく、葵ちゃんの物。
これだけ寝ていたら、セルフサービスにもなる。

まぁ、実家が古いと言っても、ヨーロッパの建物に比べたら屁みたいなものでして。
投稿者 ishiko : 2007年08月16日 07:40




