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2007年07月19日
7月18日「汗のかきかた」
夕方、早めに家に戻ったのでバスタブにお湯を張る。
そういえば今週末、靴の連載で「現代の名工」100人に選ばれ、黄綬褒章も受けている鳶頭の山口政五郎氏のインタビューがある。
彼の著書「とんびの独言」(角川書店)を読みながら、半身浴を楽しむ。
つくづく近代の日本、特に江戸の街、そして生活に欠かせない祭りや消防の面まで鳶の方々によって創られてきていることを知る。
「粋」という言葉も考えさせられる。
英語で何と言うのであろうかと思い、汗が出始めた身体を拭き、一度、風呂を出て和英辞典を取りに行く。
風呂に戻りながら、「粋」をひいてみると「stylish」や「smart」に翻訳されるようだ。
ちょっとピンとこない。
日本独特のスピリットで、これは「iki」と日本語のままにした方がいいような気もするなぁと思いながら、ミネラルウォーターをぐびぐび飲む。
と偉そうに書いているが、僕は英語が話せない。
とにかく半身浴を続ける。
気持ちいいくらい汗が溢れ出してきた。
坊主にしたことも影響しているのかもしれないが、頭皮の発汗を実感する。
本には汗のかきかたと水分の取り方の話もかかれていた。
鳶の方達は、午後3時以降、仕事の間は水分を取らないそうだ。
汗のかきかたを経験値としてわかっているのである。
前日の夜から午前にかけてとった水分は、新陳代謝の汗として問題ないので、どんどん水分を取って、どんどん汗を出してやる。
しかし、午後3時以降になると疲労が混じった汗になり、体力が奪われるので仕事が終わるまでは極力、汗をかかないようにする。
身体中から溢れ出す汗を見ながら、この汗はどちらの汗だろうと考えるイシコであった。

このポーズは「iki?」or「not iki?」と外国人向け「粋」講座というのも面白いかもしれない。
その前に「あなたは粋ですか?」と聞かれたときの答えを考えた方がいいかもしれないが…。
投稿者 ishiko : 2007年07月19日 08:05




