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2007年06月04日
6月3日「素顔でスピーチ」
昨日、白い靴を磨いたのに、結局、黒のエナメルの靴を履いて名古屋に向かう。
名古屋城の見えるホテルで、従兄弟のあっちゃんの披露宴。
意外に知り合いがいない。
当たり前なのかもしれないが、ほとんどあっちゃんの友人ばかりである。
一番、後ろの席で、あっちゃんのお父様と一緒に席に就き、近況を話し合っていた。
しかし、途中、新しく親戚になる家や会社関係の挨拶周りでおじさんは席を立ってしまい、僕は、ひとりぼっちになってしまった。
僕はおじさんが披露宴のお祝いの舞の為に呼んだ芸者さんと話していた。
僕が飲んでいるペリエについて。
「この間、これをコンビニで間違えて買っちゃったのよね。まずくない?」
「慣れるとおいしいですよ」
「これに砂糖が入ったら、まだ飲めると思うけど」
「それじゃ、キリンレモンじゃないですか?」
「はははは!」
意味ない会話なのだが、芸者さんのテンポの良い会話はどこか心地いい。
ふとみんなの目線が気になった。
ひょっとしたら、芸者を独り占めしているので顰蹙をかっているのかもしれない。
すると隣のテーブルで母の葵ちゃんが
「ひでかず(イシコの本名)!ひでかず!呼ばれているわよ!ちゃんと聞いてなさい!」
恥ずかしそうに怒っている。
司会者が困った顔で僕の名前を連呼していた。
急いで席を立ち、久しぶりにホワイトマンではなく素顔でスピーチをするイシコであった。
名古屋城のしゃちほこをぼーっと見ていると、きらびやかな名古屋の結婚式も何となくわかる気がする。
投稿者 ishiko : 2007年06月04日 07:31




