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2007年05月27日
5月26日「ホワイトマンに説明は必要か不必要か」
ふらりと絵本作家五味太郎氏のご自宅に遊びに行く。
五味さんは、今、一番、世界に翻訳されている日本人絵本作家ではないだろうか。
英語版はもちろんのこと、フランス語、イタリア語、中国語、ロシア語、ヘブライ語まで出ている。
アイスコーヒーをいただきながら、いろいろな国の絵本を見ていると五味さんが、ふとホワイトマンのことを話し始めた。
「ホワイトマンって説明ができちゃったら、面白くないんだろうなぁ」
そして、ロスにいるシルバーに塗った銅像芸のことを話してくれた。
タクシーに乗っていたら、渋滞の横をローラースケートでシルバーの人が通り過ぎていったのだそうだ。
ホワイトマンならぬシルバーマンである。
「もの凄く印象に残っていて、今でもときどき、ふっと思い出す瞬間があるんだよ。
あれは一生、覚えているだろうね。
あれもアート作品だと思うんだよ。
作品に意味を求める人がいるじゃない?
元々、アートなんて意味を考えるものじゃなくて、感じるものなんだよね。
だから一生、心に残ったりするんだよ。
ホワイトマンというのは存在がアートなんだから、説明しなくても、それだけで充分なんだと思うなぁ」
ありがたいお言葉である。
ただ、僕の場合、「説明しなくて」ではなく、「説明できなくて」になってしまうのが悲しいところである。
しばらく話し込んだ後、一緒に蕎麦を食べに行った。
ふと、遊びで機内食のアート作品ってのも面白いなぁと思った。
ちなみに写真は蕎麦とも機内食とも全く関係ないので…。
あくまでイメージ。
投稿者 ishiko : 2007年05月27日 08:13




