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2007年05月04日

5月1日「霧の比叡山」

昨日の晩、家族3人で昔のアルバムを眺めていた。
昭和47年頃の写真が中心だった。
亡くなった父は、いろいろな場所に連れいていくのが好きだったようだ。
そんな中に4歳の僕が映るには、どこかミスマッチな雰囲気の写真を見つけた。
写真のタイトルには
「比叡山延暦寺にて」
と書かれている。
僕の顔はどこか険しい顔をしている。
4歳のイシコが行っても面白くなかったのかもしれない。
今は神社仏閣が大好きなのに。
そんな昔の会話を想像していたら、急にムラムラと比叡山に行きたくなった。

こうして世界文化遺産「比叡山延暦寺」に行くことになる。
正直、中学生レベルの僕の脳には比叡山は最澄が天台宗を開いた山という程度のことしか知らない。
車の中で現在の天台宗には密教的要素が大きく含まれていることを知る。
そういった目線で見ると、霧で覆われた比叡山が密教という文字にぴったりだと思えてくる。
1200年もの間、守り抜かれた「不滅の法灯」を見て、思わず手を合わせる。
実家の築120年なんて赤ん坊みたいなものである。

その後、やはり、同じ天台宗門宗の総本山三井寺に行く。
ここに天智、弘文、天武天皇が産湯に用いられた霊泉がある。
その湧き出る音が、神秘的である。
母の葵ちゃんは「気味が悪い」と言い、
姉の磨奈美ちゃんは「母がこんなことを言ってごめんなさい!」と謝り、
イシコは、「みんなバラバラの性格でごめんなさい」と手を合わせる。

投稿者 ishiko : 2007年05月04日 07:40

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