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2007年03月21日
3月20日「なんで買ったんだろう?」
「ナヴィの恋」や「ホテルハイビスカス」で知られる中江監督の新作「恋しくて」の試写を観た後の地下鉄。
JRも地下鉄もバスも一緒のカードで乗れるようになった。
今まで使っていた地下鉄しか使えないカードも来るときに使い切った。
ここは京橋である。
東京駅までなら歩ける。
いっそのことカードの切り替えにでも行こうかと思った。
しかし、ふと映画の中で、主人公達が石垣島から上京し、切符を使って自動改札を通るシーンを思い出した。
そういえば最近、東京で切符というものを使っていない。
切符に書かれた数字(何桁かは忘れたが記録のための数字だと思う)を全部、使い、足したりひいたり、割ったり、かけたりしながら0にしたり、1にしたりと数遊びをして楽しんでいたのはいつだろう。
まだ、ほんの数年前までそうだったような気がする。
久しぶりに切符を買いたくなった。
自販機の前でお金を入れる。
切符=回数券の文字がよぎった。
今、書きながらも、この思考回路は、自分自身、よくわからない。
根が貧乏性なのか、回数券の方がお得という考えが出て来たのかもしれない。
とにかく千円札をもう一枚、増やして回数券のボタンを押そうとする。
回数券のボタンの下に「時差」という文字が目に入る。
時差回数券のことであろう。
母の葵ちゃんは実家の岐阜バスに乗るとき、この時差回数券をいつも使っていた。
そして、僕に
「時差回数券は回数券よりお得なんだよ」
と自慢気に言っていたのを覚えている。
気づいたら時差回数券を押していた。
12枚出て来た。
回数券が11枚で時差回数券が12枚なのだろう。
2枚もお得。
2割近く安くなる計算である。
5回乗ったら、1回タダってすごくない?
自分自身に自慢げに言っていた。
自動改札機に切符を通す。
「ピンポ〜ン!」
閉ざされてしまった。
もう一度、通してみた。
「ピンポ〜ン!」
同じである。
僕は戻って回数券を見た。
時差回数券は、10時から16時の間しか使えないのである。
時計は、17時をまわっていた。
投稿者 ishiko : 2007年03月21日 10:56




