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2007年02月01日
1月31日「六本木に小学生は似合わないのか?」
代官山で神田さおり氏のアートパフォーミングに立ち寄った後、「バベル」の試写に向かう。
菊池凛子さんがアカデミー賞にノミネートされたことで騒がれている作品である。
六本木に降り立ち、東京タワーに向かって試写室のあるビルに向かって歩いていく。
既に夜の六本木へと衣替えしていて、狭い歩道にキャバクラのお姉様や黒人さん達があちこちに立っている。
向こうから小学生4、5人のグループが歩いてきた。
ものすごい違和感。
いったい何だろう。
大阪は新世界の立ち飲み居酒屋に、モデルのような女性5名が、串カツをほおばっている感じか?
いや違う。
渋谷のセンター街で、おばあちゃん4、5名が、ゲームセンターのUFOキャッチャーをやっている感じか?
いや違う。
だいたい小学生達は歩いているだけである。
しかも薄着。
彼らが歩いてくるところだけは違った空間に見える。
夜の六本木に彼らはいったい、何をしにきたのだろう。
別に誰がどこの街にいようがおかしくはない。
いったい彼らはどこに向かうのか。
この違和感の世界感に、すっかりやられてしまった僕は小学生達の後を追いかけた。
期待した結末ではなく、ただ単に地下鉄の改札に消えていくだけだったのだが。
帰っていくのだろう。
僕は彼らがどこに行く事を期待していたのだろう。
急いで試写室に向かうが、既に満席で補助席で観ることになる。
固い椅子に座り、「バベル」を観ながら、さっきの子供達も登場するのではと心のどこかで思ってしまうのであった。
投稿者 ishiko : 2007年02月01日 08:02



