« 2007年01月 | メイン | 2007年03月 »
2007年02月27日
2月27日「まだ交遊録がアップできる…。何故なら今はトロント」
キューバに二日がかりで入る途中である。
今回の旅はトロント経由。
昨年の9月の
トロント映画祭ブログ以来のトロントは雪景色で気温氷点下。
とは言っても先週の仙台よりは寒いかなといった程度である。
ホテルもワイヤレスでつながるので、まだ交遊録がアップできる。
それにしても飛行機で隣の席だったおばちゃんから漂う匂いは懐かしかった。
どこか小学校1年生の時の担任の野村先生の匂いがした。
単純に言えば、正露丸の匂いである。
野村先生は虫歯になるといつも正露丸を歯に詰めていた。
正露丸の臭いを口から吐き出しながら、彼女は授業をしていた。
自然に教室の中は正露丸の匂いが充満する。
その思い出が強烈で僕は正露丸と聞くとお腹の薬というよりは歯の痛み止めの薬としての印象が今でも強い。
野村先生はお元気なのだろうか。
小学校でお世話になった先生達に会いに行きたいなぁ。
隣のおばちゃんの匂いを感じながら、小学校時代のことを思い出すのであった。
でも、隣のおばちゃんは何故、あんなにも正露丸の匂いがしたのだろう。
機内食もりもり食べてたんだけどなぁ。
ポケットに一粒、落ちちゃったままなのかなぁ。
それともタンスにゴンのかわりにタンスに正露丸でしまっていたのかなぁ。
いつものごとく妄想は止まらない。
投稿者 ishiko : 20:32
2007年02月26日
2月26日「キューバ出発!」
まだ26日は始まったばかりなのだが、先に交遊録を書いてしまう。
何故なら、今日からキューバに出発するのである。
昨日、中華街で買った月餅を、途中、立ち寄るトロントで食べるか、キューバで食べるか、相変わらずそんなくだらないことで悩んでしまう。
今、食べてしまえばいいのだろうが、冷蔵庫に残っていたさばの味噌煮と納豆でご飯を2杯も食べてしまい、お腹いっぱいなのだ。
まんじゅう一個なら食べられるが、大きなしかもあんこがぎっしり詰まった月餅を食べるにはちぃときついのである。
食べることを考えていたら、今、取材中の駄菓子「うまい棒」をキューバへ持って行き、子供達に何味が好きか聞いてみようか、相変わらずそんなくだらないことを考えてしまう。
デジカメの予備電池やコンセントなどもっと重要なことを考えればいいのに。
どこかでパスポートとクレジットカードがあれば何とかなるさという気持ちになっていることは事実である。
以前、その大切なパスポートさえ忘れ、ニューヨークに行けなくなったことを思い出し、もう一度、リュックのパスポートを確認する。
というわけで恐らく1週間程、この交遊録はお休みになる。
いつものように戻ってきたら、まとめてアップします。
それでは行ってきま〜す。
朝ブログあり
投稿者 ishiko : 08:18
2月25日「シーツ売り場で祈る!?」
No.30ち〜ムーンが
「これに行かない?」
フライヤーを出してきた。
雑貨や家具などで知られるFlancflancのアウトレットセールのお知らせが書かれていた。
「いいねぇ」
早速、横浜まで車を飛ばした。
中華街で小龍包を食べた後、特設会場に向かう。
半額は当たり前で、中には90パーセントオフになっている物まである。
簡単に言えば、1000円で売られている物が100円で売られているのだ。
二人の鼻息は荒くなる。
しかし、意外にかごの中身は増えていかない。
家に出来る限り物を増やしたくないセンサーがどこかで働いているのである。
シーツの場所にやってきた。
実はこの間、Flanflanでシーツを買ったばかりである。
7割引になっている。
「あちゃ〜」
頭を抱えそうになる。
いつしか自分の買った色がないか探し始めた。
テストの後に自己採点をしているような気分だった。
人混みの中、買うつもりもないのに僕は漁った。
僕の買った色はなかった。
「よかった〜」
大袈裟に喜び、かごに入れないでその場所を去った。
彼女が会場を出るときに気になることを言った。
「今日、最終日だから、初日にはもっとたくさん種類があったんだろうね?」
初日のシーツ売り場を想像し、また頭を抱えそうになるイシコであった。
投稿者 ishiko : 07:25
2007年02月25日
2月24日「無性に観たくなる映画」
無性にジャッキーチェンの映画が観たくなる時期がある。
何を求めているのかわからないが、その時期はランダムだが、たいてい一年に一度くらいのペースでやってくる。
しかし、こんなことは始めてだった。
「ダイハード」が無性に観たくなったのである。
これまた何を求めているのかはわかならい。
ハリウッドスタイルを欲しているのか、それとも単純に銃撃戦を欲しているのか、普通の人がヒーローになっていく様を欲しているのか…。
とにかく家の近くのレンタル屋で3本まとめて借りてくる。
最近、ハマっている300円程度のパフェアイスクリームもコンビニで買って帰る。
簡単に昼ご飯を済ませ、氷を入れた容器とウォッカを近くに置いてさっそく見始める。
1本目を観る前に儀式のようにお香をたいた。
2本目の途中で酔っぱらって、一度、30分程、うとうと眠ってしまい、巻き戻した。
3本目に入るところでアイスクリームも食べた。
こうして午後から夜にかけて無事、3本まとめて一気に観る。
何を求めているのかはわからいままではあるが、スッキリした。
僕は1本目のダイハードが一番好きだということも改めてわかった。
投稿者 ishiko : 07:40
2007年02月24日
2月23日「ニア系、スタン系」
元々、地理は弱い。
「地理は」とカッコつけて言っているが、「地理以外」で強いものも見つからない。
せいぜい「早起き」くらいか。
ちょっとニュアンスが違う。
地理に話を戻す。
カメラマンの塩谷氏がリトアニアに移住すると聞き、
「ニア系だ」
とつぶやいてしまった。
リトアニア、エストニア、アルバニア、スロベニア、ルーマニアなど、語尾に「ニア」がつく場所の位置がつかめないのである。
同じようにアフガニスタン、ウズベキスタン、カザフスタン、トルクメニスタン、パキスタンなど、語尾に「スタン」がつく場所の位置もつかめない。
だからと言って、生活に支障があるわけではないのだが、おじいちゃんになるまでにはある程度、「ニア系」、「スタン系」のだいたいの位置を把握しておきたいと思っている。
「いいですね〜。リトアニアかぁ。バルト三国ですね〜」
などと茶飲み話の中で、すんなりバルト三国が出て来たらかっこいいではないか。
それはともかく塩谷氏はリトアニアで、カメラマンの事務所を興すと供にアートカフェも開くそうだ。
こうやって世界中に知り合いが住んでいくのは楽しいものである。
そのうち「リア系」を巡る旅もいいかもしれない。
茶飲み話ですんなり言えるためにも。
投稿者 ishiko : 07:16
2007年02月23日
2月22日「同じ物を食べ続けるということ」
もう2年以上前の話になるが、映画のプロモーション企画で寿司を一ヶ月90食食べ続ける生活を送ったことがある。
みんなには
「毎日、寿司なんていいじゃん!」
と言われて、
「いいでしょ」
と最初は笑っていたが、1週間目あたりから笑顔が消え始め、
最後の方は
「毎日、寿司なんていいじゃん!」
と言われると
「毎日じゃないの!毎食なの!」
キレまくっていた。
もちろん僕だって寿司は大好きである。
しかし、人生の中で様々な味を知ってしまった脳は、選択肢のない食事のストレスは、予想以上の精神的苦痛を与えるのである。
と3月に行われる奥菜恵、大倉孝二、八嶋智人、戸田恵子など豪華キャストの舞台「橋を渡ったら泣け」のパンフレット用コメント取材をシアターガイドスーパーヴァイザー今井氏より受ける。
ふ〜。一息で書いた。ちょっと休憩。よし。続けよう。
この舞台では大災害で生き残ったメンバーがオイルサーディンの缶詰を食べ続け、生き延びる話なのだそうだ。途中でサバの味噌煮缶が見つかって揉めたりするなど聞いているだけでも吹き出しそうなコメディで、しかも売れっ子俳優で演出家でもある生瀬勝久氏の演出なのだから、今から楽しみでならない。
今の僕に言えることは、寿司よりオイルサーディンの方が食べ続けるのは辛いということくらいである。
そして調味料があれば、多少、精神的苦痛までの猶予は伸びるとは思う。
朝ブログあり
投稿者 ishiko : 21:15
2007年02月22日
2月21日「アパレル展示会梯子」
今年は充電の年なんで、新商品は出しません。
アパレルとは、そんなわけにもいかず、ずっと未来のことを予想しながら、次のコレクションを出し続けていかなくてはいけない。
そんなアパレルの展示会を梯子する。
1件目は僕が4年程、WEB等で関わっているスゥエーデンのスキーウェアブランド
「SOS」の展示会。
スキーウェアが中心なので、アパレルと言っていいのかわからないが、僕は普段の洋服も、このブランドを着ている確率が高いので、やはり僕にとってのアパレルなのである。
今年も、スゥエーデン独特の発色のいいウェアや小物が揃っている。
「海猿」や「踊る大捜査線」の映画プロデューサーNo.42(ホワイトマンの中で彼だけ未だ名前がない)がスキー映画
「銀色のシーズン」を撮影中で、そのメインキャストもSOSを着用している。
既にSOSへ問合せもあるらしく、今年はいつもにも増して、すぐに売り切れてしまいそうだ。
仕事目線も忘れ、これ早めに買っておかなくっちゃなくなっちゃうと思ってしまう。
仕事目線って何?って聞かれても答えられないのだけれども。
2件目は、まだ立ち上げて2年のブランドなのに、既に雑誌で取り上げられまくっている
「BURNER」の展示会。
イベントに着る洋服でお世話になったり、雑誌の取材で場所をお借りしたりと、お世話になりっぱなしのブランドである。
今年も、バイクやサーフィンをテーマにした楽しい形のウェアが揃っている。
そういえば、雑誌の取材で、この展示会場をお借りしたときのこと。
イシコだけでなく、カメラマンNo.13ウサプリンも白く塗って一緒に撮り、遂にはデザイナーの梅澤氏も一緒に白く塗ってしまったことがある。
その後、彼は白のまま、名古屋から来ていた初対面のセレクトショップの方々と商談をこなしていた。
「いつもは白くないんですよ」
と言いながら。
あの商談はまとまったのだろうか。
投稿者 ishiko : 07:54
2007年02月21日
2月20日「氷点下の感じ方」
ホテルのテレビをつけると仙台は今年一番の冷え込みだと言っている。
もちろん氷点下である。
しかし、昨日、「盛岡学」編集長の滝沢氏から、
「盛岡は現在、本州で一番、気温が低くなるんだよ。場所によってはマイナス20度近くなるから」
と言っていたのを思い出すと、氷点下2度なんて暖かく感じてしまう。
といい気になって外に出た途端、
「ごめんなさい!やっぱり寒いっす!」
誰に謝ったのかはわからないのだが、そうつぶやいて秋保温泉行きのバスに乗り込んだ。
揺られること約1時間。
秋保温泉郷の入り口で降りて「華の湯」に入る。
「う〜、寒い〜。寒い。温泉!温泉!」
つぶやきながら、入っていくと、絵に描いたような人のよさそうなおじさんが、
「いらっしゃいませ〜。今日は暖かいですね〜」
満面の笑みで、迎えられた。
思わず、
「そうですね」
と答えてしまった。
本心とは違うことを言ったことに、どこか後ろめたさを感じた。
僕は、おじさんに
「今日は暖かいですね」
と言えるように川沿いに面した露天風呂で、ゆっくり暖まるのであった。
朝ブログあり
投稿者 ishiko : 06:59
2007年02月20日
2月19日「仙台の横丁」
仙台は文化横丁。
仙台在住の編集者千葉氏と滝沢氏と豚串が最高にうまい店で飲む。
地域の気質や風土に焦点をあてた本で話題になっている「仙台学」や「盛岡学」を、それぞれ編集長として創っている女性達である。
彼女達のおかげで横丁に入れる幸せを噛み締める。
実は仙台の街を散歩する度に、この横丁が気になっていた。
横丁には入るのだが、気の小さい僕は、店に踏み入れることができず、結局、ホテルのバーで飲むことが多かった。
それはそれで心地いいのだが、別の角度でその街の空気を感じられる横丁はやはり魅力的である。
そんな横丁の店に入れただけでテンションはあがる。
そういえば、同じ宮城県は石巻に占いパブ「卑弥呼」というのがあったと思う。
すりガラスに赤いビニールテープで書かれた卑弥呼という文字が印象的だった。
迷った挙げ句、ここにも一人では勇気がなくて入れなかった。
僕の記憶が間違っているかもしれないが。
濃い東北の話を知っている彼女達に確かめようと思っていたのをすっかり忘れていた。
まぁ、聞かなかったからといって、誰が困る訳でもないのだが。
投稿者 ishiko : 09:43
2007年02月19日
2月18日「風来坊」
「ふらり ふらふら 風来坊
朝から晩まで風来坊…」
カメラマンNo.7かめら〜まん夫妻に連れて行ってもらったカヒミカリィのライブで聞こえてきた。
細野晴臣のカバーだそうだ。
そういえば「風来坊」って久しぶりに聞いた。
「そこの風来坊!しっかりしなさい!」
と怒られたことがある。
恥ずかしながら、「風来坊」という言葉の意味がわからなくて、丁稚奉公の仲間だとばっかり思い、「でへへ」と笑ってごまかし、家に帰って辞書を開いた。
「どこからともなくやって来て、どこからともなく去っていく」
意味を読んで、「悪くないじゃん!」と喜んだ。
もちろん、僕に怒った人は、「やるんだったらやる!やらないんだったらやらない!」という「地に足についていない」部分を、怒ったので喜ぶのは間違っていたのだが…。
思い出を巡らせながら、カヒミカリィの心地良い歌声を満喫するのであった。
しばらくは、「風来坊」を口ずさみそうだ。
投稿者 ishiko : 05:22
2007年02月18日
2月17日「結婚取材?」
赤ワインとチーズを持って、No7かめら〜まんの新婚家庭に飲みに行く。
先日の結婚式パーティーの打ち上げなのだが、どうやら結婚のことで某週刊誌から取材依頼が来ているらしい。
本人達は乗り気じゃないのだが、全く関係のない僕らは乗り気である。
彼らからすれば、はっきり言って大きなお世話である。
ただ、友人の結婚の記事が週刊誌に載るということになれば、それだけでも、その週の楽しみが一つ増えるではないか。
「面白がっているだけじゃないかぁ!じゃあ、イシコだったら受ける?」
そう聞かれて、答えにつまる。
正直、僕だったら受けないかもしれない。
人ごとだから楽しいし、それをつまみにまた酒を飲みたい気もする。
週刊誌という物はそういった種類の媒体なのかもしれない。
投稿者 ishiko : 08:47
2007年02月17日
2月16日「首なし生活」
先日、撮影した「一坪生活」のビデオを編集しようとパソコンにカメラをつなぐ。
編集ソフトを立ち上げ、素材を取り込んだ。
「なんじゃ!こりゃ!」
昨日の交遊録で「太陽にほえろ」の世良公則が登場したが、今日は松田優作である。
「太陽にほえろ」ほとんど見てなかったのに。
それはどうでもいい。
とにかく撮影した「一坪生活」の映像にイシコの首から上が映っていないのである。
設置した際にオットマンの位置はカメラを見ながら、細かくこだわっていたのに肝心な上下のバランスを考えていなかったのだ。
素人はこれだから困る。
というか少し撮ったら、普通、確認しろよなぁ。
ぶつぶつ言いながらも、ひょっとしたら使える部分があるかもしれないので一応、早送りで全部見る。
何度も衣装を変え、行動パターンを変えている自分の滑稽さにだんだんおかしくなってきた。
「だから映ってないんだって」
映った自分に突っ込みを入れてしまう。
覆面インタビューのように首から下だけ撮って、話を聞いているドキュメンタリーのようでもある。
これでは「一坪生活」ではなく「首なし生活」である。
ホワイトマンに変身した意味なし。
投稿者 ishiko : 06:56
2007年02月16日
2月15日「香港の映画俳優達の川崎麻世度」
「かちこみ!ドラゴン・タイガー・ゲート)」の試写に行く。
久しぶりに香港映画のカンフーとワイヤーアクションを観た気がする。
「おぉ〜、あのカンフーハッスルの俳優も相変わらず健在だぁ」
などと名前を言える程、詳しくないのだが、カンフーが大好きな僕は食い入るように観ている。
はずだった。
主演俳優の顔に気を取られて集中できないのである。
海外の映画、特にアジアの映画を観るとき、何となく似ている日本の芸能人を探す思考癖がある。
その思考癖が今回も出てしまった。
以前から思っていたのだが、香港映画の顔がキレイな俳優は、どことなく川崎麻世のDNAを交配させているように思えるのである。
タイガー役のニコラス・ツェーは、川崎麻世度60%の俳優ということで、僕の中ではスッキリしたのだが、もう一人のドラゴン役のドニー・イェンが、なかなかスッキリとした表現が思い浮かばない。
彼の場合、川崎真世のDNAがちょっと当てはまらないのである。
GLAYのTAKUROにも見えるし、TRFのSAMに見えなくもない。
どこか「太陽にほえろ」の頃の世良公則にも見えてくる。
挙げ句の果てには、雛形あきこにも見えてくる。
結局、体系のみDNAを引き継いだということで川崎麻世度12%の俳優ということで無理矢理、納得させることにする。
そこまでする必要があるのかと思いつつ。
朝ブログあり
投稿者 ishiko : 06:59
2007年02月15日
2月14日「博多祇園山笠祭りにイシコ参加決定!」
「イシコさん、どうせだったら、山笠に出たらどうですか?」
そう言われて、戸惑っている自分がいた。
今年の夏、重要無形民俗文化財に指定されている博多祇園山笠祭りを間近で拝見させていただけることになっただけでも喜んでいたのに予想以上のお話である。
こんなへなちょこイシコが男の祭りの象徴とも言える「山笠」に出ていいのか?
しかし、こんな機会を逃したら、一生ない。
「出たいです。でも、外部の人が参加して大丈夫なんでしょうか?」
へなちょこイシコは、丁稚のように聞いてみる。
「言っておきますから」
相変わらず優しい眼差しの庄島氏に言われると、「大丈夫!」と思えてしまうから、眼差しとは不思議な力である。
前回、庄島氏のことをこの交遊録に書いて、何人かからメールをいただいた。
「あの庄島さんに会ったの?」
結局、「あの」が理解できないまま、今日に至ったことをふと思い出した。
恐らく僕が思っている以上にお偉い方なのだろう。
ただ、僕が変に「あの」を想像して、「あの」を意識すると、行動から発言まで間違った方向に行くのは目に見えている。
どちらにせよ、へなちょこイシコは山笠に出る自分を想像するだけで精一杯である。
踊る阿呆に見る阿呆。同じ阿呆なら踊らにゃ損、損。
参加した方が楽しいに決まっている。
塗る阿呆に見る阿呆。同じ阿呆なら塗らにゃきゃ損、損。
ホワイトマンの場合とは次元が違う喜びを噛み締めるのであった。
投稿者 ishiko : 07:34
2007年02月14日
2月13日「一坪生活」
図書館に寄った後、ワインやビール、食材、映像の色合いに合いそうな食器とランチョンマットを買い込み、DVDをレンタルしていたら夕方になっていた。
とはいえ準備も揃ったので、明日の夕方まで籠り、昨日、届いたオットマンを二つ置き、ホワイトマンで生活する「一坪生活」を映像で撮ってみることにした。
元々、引き蘢り気質のあるイシコなので、苦痛というより逆に好きである。
何より一坪の中だけで動かないで、生活するというのは秘密基地にいるようなワクワク感もある。
こうして一人ホワイトマンに変身する。
「僕、何やってんだろう?」
とつぶやきながらも、どこか嬉しそうな自分を確かめる。
外がどんどん暗くなっていく。
白く塗りながら、銀座のママさんやホステスさん(ホストもメイクしていくのかな?)の夕暮れ時間を想像してみる。
まぁ決定的に違うのは、彼女(彼)達は出勤するが、僕は引き蘢るために塗る。
いや、違う。
塗って引き蘢るのである。
こうしてカメラの位置を決め、撮影開始。
やり始めると、カメラやモニターの場所、トイレ、調理の場所など細かく言えば、一坪じゃないじゃんと自分自身で時々、突っ込んではみるのだが、まぁ基本はオットマンの上にいるのだからと無視する。
とにかく気楽に、だらだら撮ってみることにする。
朝ブログあり
投稿者 ishiko : 10:32
2007年02月13日
2月12日「ソファが届いた」
撮影用に使おうと思ったソファがようやく届いた。
宅配便のお兄さんにサインしながら、「ソファ」ってなんで言うんだろうとふと疑問に思った。
「ソファ」というのはアラビア語が語源で、ラクダの鞍に用いるクッションだったんだぁ…などとインターネットで調べ始めた。
マウスを動かしながら、ソファって久しぶりの買い物だなぁ、いつ以来だろうと考えた。
大学生以来、すなわち20年ぶりの買い物である。
あのソファは、そういえばどこにやったんだろう。
4年間、いや留年しているから5年間、いや買ったのは2年生のときだから、4年でいいのか…などとうだうだ考えながら、また下に戻り、ソファの入った段ボール箱をあける。
ビニール袋をはずしながら、「こたつ」改め「ソファ」なる映像の妄想を膨らませながら設置してみる。
早速、カメラの電源を入れ、映像映りを試してみる。
思ったより高さがあるので足をはずしてみる。
思ったよりワイン色が出ないので、窓の光の加減で時間が変わるにつれて何度か試してみる。
思ったより映像に奥行きが出ないので、2個のソファをいろいろな角度で置いてみる。
「なかなかうまくいかないものだなぁ」とつぶやきながら、ふと、これはソファじゃなくて、オットマンっていうんじゃなかったっけと思った。
なんでオットマンって言うんだろうと疑問に思い、また、ふりだしに戻るのであった。
投稿者 ishiko : 07:58
2007年02月12日
2月11日「サルサのライブで妬むイシコ」
プロデューサーでミュージシャンのNo.15ヒーマンがサルサのライブに連れて行ってくれた。
キューバに行く前に、その文化に少しでも触れたいと思ったのだ。
ライブが始まる前に、彼の友人でキューバに3年程度、留学していたパーカッショニストの方にサルサのステップを少し教えてもらう。
リズム音痴の僕は、どうしても奇妙な動きになってしまう。
クネクネさせようとすればするほど、違う生き物になっていく。
しかし、この湧き出るような高揚感は病み付きになりそうである。
ライブが始まる。
キューバでも有名なミュージシャンがステージにあがってきた。
とんこつバターのように顔の濃い人や、野球がうまそうな顔の人など、やはりキューバの方々も様々である。
演奏が始まるとすぐに客席は踊り始めた。
しかも激しい。
特に堀内孝雄氏というか「Shall we ダンス?」の竹中直人氏のような方は、縦横無尽にぐるんぐるん回っている。
目は完全にイッテいる。
曲が変わると女性も変わる。
見ているうちに嫉妬してきた。
フォークダンスじゃないんだぞ。
次から次へと女性を変えやがって。
ちくしょう。
うらやましいぞ。
完全に妬んでいた。
行くまでに、まだ2週間程ある。
真剣にサルサ教室を探そうと思うイシコであった。
投稿者 ishiko : 08:18
2007年02月11日
2月10日「普段、聞かないCD」
「No Life No Music」というほど音楽を愛しているわけでもないし、そもそも音楽に詳しくもないのだが、それでも部屋のCDは増えていくものである。
数は少ないが棚に並んでいるCDを眺めながら、普段、聞かないアーティストを何枚か抜き出し、芋焼酎を飲みながら、じっくり聞いてみる。
イギリスのブリティッシュロック「オアシス」もあればイタリアのポップ歌手「ラウラ・パウジーニ」、ハワイのワイゼンボーンというギターを弾く「おおはた雄一」など国もジャンルもバラバラである。
じっくり聞けばどれも悪くない。
悪くないと言うより、逆に酒を飲みながら、じっくり聞くにはいいアーティストばかりである。
何回もアルバムをリピートしながら、あっという間に午後の時間は過ぎていく。
そして聞けば聞く程、僕は音楽を聞いている時に歌詞というものをほとんど聞いていないことがよくわかった。
結局、何故、彼らのCDを今まで手に取らなかったのかはわからなかった。
人と同じで出会うタイミングだけだったような気もする。
投稿者 ishiko : 06:46
2007年02月10日
2月9日「イケメン参上!」
出版プロデューサーNo.10バランスマン、宇宙飛行士候補No.42サイエンスマン、そしてイシコが高輪プリンスホテルでイケメンになった。
高輪プリンスホテル、イケメンと言葉だけ並ぶと僕らがメイクばりばりにイケメンモデルに変身したかのように思える。
しかし、イケメンと言っても、カッコイイ男の人ではない。
生け花をする男の人達を「生けるメンズ」として、「イケメン」と呼び、様々な活動をやっていこうと華道家の大久保氏とサイエンスマンのマネージャーである高橋氏から誘っていただいたのだ。
室町時代から床の間に飾られるようになった生け花は、昔はお客様を自宅に招くときに花を生けるのは男性の役割だったそうだ。
建物、掛け軸、季節、お客様の趣味思考など様々な要素を考えながら生けていったのだろう。
きっと穏やかな時間が流れていたに違いなく、聞けば聞く程、ワクワクしてくる。
その生け花と生まれて初めて向き合う。
自分と花との間に生まれた空間にどんどん吸い込まれていく。
約1時間後。
同じ素材を使っているはずなのに、出来上がった3人の世界観は全く違う。
バランスマンのタイトルは「エボリューショナル バランス」。
常に進化を続けるバランスを表現した作品である。
サイエンスマンのタイトルは「3.5次元」。
3次元ではない原子の宇宙観を表現した作品である。
大久保氏は世界観を聞いてから、一つ手を加える。
更にその世界観がハッキリする様は、マジックを見ているようだった。
僕のタイトル?
「イケメン入学式」
他の二人のタイトルにに比べて、知的レベルさえ疑われそうな作品であった。
投稿者 ishiko : 11:19
2007年02月09日
2月8日「階段地獄と杖の思い出」
松山に宿泊し、愛媛大学の生協を見たところで今回のうまい棒大学生協ツアー終了。
別にノルマというわけでもなく、ツアーと呼ぶ程、大袈裟なものでもないのだが、香川大学から始まり、徳島大学、高知大学、愛媛大学と全てを巡り終えると何とも気持ちいいものである。
後は高松空港で道草をしながら戻ろうと思う。
丸亀市の中村うどんで、釜たまを食べてから、こんぴらさんに行くことにする。
そういえば四国に何度も足を運んでいるが、こんぴらさんには行ったことがなかった。
噂には聞いていたが、ものすごい階段の量である。
もうここまで来ると数ではなく量なのだ。
みんなが杖をついているのも判る気がした。
と言いたいところだが、僕は杖というものを生まれてから今まで使ったことがない。
ということは杖というのが楽なのかどうかも判らない。
杖というものにあまりいい思い出がないからなのかもしれない。
亡くなった母方の祖母は杖を武器変わりにしていた。
祖母と一緒に住んでいた従兄弟のあっちゃんが、彼女に杖を振り回しながら追いかけられていたのを覚えている。
子供心にもあっちゃんの方が悪いので追いかけられても仕方がないなぁと思いつつも、やはり杖を振り回しながら追いかけられる光景は怖いものがあった。
亡くなった父方の祖母は杖にやたらカラフルな布を巻いていた。
テレビなのか本なのかどこで見たのかは忘れたが、どこか宗教的に見えて、何故か怖かった。
かと言って祖母は代々の浄土真宗で、杖に巻かれた布は単なるファッション気分だったのだと思う。
2、3年程前、モンゴルに行った時、僕が子供の頃、宗教的に思っていたカラフルな旗はタルチョだったことがわかった。
こんぴらさんの階段を上がりながら、大好きだった二人の祖母を思い出すイシコであった。
次回、来たときは杖を使ってみようと思う。
投稿者 ishiko : 08:20
2月7日「いいのかなぁホント2000円で」
高知県は足摺岬にいる。
泊まる場所を決めていなかったので、旅のサイトで「高知」と日付を入れて検索して最初に出てきたのが、当日、特別割引で2000円だった。
写真も見てみたが別に悪いホテルではない。
話のネタに2000円の宿に泊まってみようと思い、ホテルまで走ってみたら足摺岬だったということである。
確かにホテル全体の創りは古いが悪くない。
絵に描いたような旅館的なホテルで、8畳のお部屋と窓辺にこれまた絵に描いたような旅館的な応接セットのスペースがある。
「いいのかなぁ。ホント2000円で」
とつぶやきながら、冷蔵庫から瓶ビールを取り出し、海の音をつまみに飲む。
徳島で温泉に入ってきたので、お風呂は入らなくてもよかったのだが、一応、こちらも温泉なので、朝風呂を楽しませていただく。
古い旅館にありがちの古びたタイル張りの大浴場(実は僕は嫌いではない)ではなく、改装して間もない、きれいな大浴場であった。
「いいのかなぁ。ホント2000円で」
とつぶやきながら、足の裏のツボを押しながら、ゆっくり浸かる。
風呂から上がると朝陽が出てきていた。
窓辺に海が広がり、既に海釣りを楽しんでいる人の姿も見える。
応接セットに座り、
「いいのかなぁ。ホント2000円で」
とつぶやきながら、熱いお茶をすするイシコであった。
結局、この日は値段のことを考え続ける一日になってしまうのだが、それは朝ブログにて。
投稿者 ishiko : 08:19
2月6日「一人旅に出掛けることをいつ言うか」
飛行機から感動の富士山を観た後、四国に降り立った。
本当は、No.30ち〜ムーンも誘おうかと思ったのだが、メチャクチャ忙しそうである。
彼女とスケジュールを合わせてなどと思っていると、いつになるかわからない。
しかし
「四国に行こうかなぁ」
と言うと、
「私も行きたいなぁ」
となる。
「いつだったら大丈夫?」
「ん〜、4月頭には開くかなぁ?」
「4、4月?そ、そう。じゃ、4月にするか?」
となってしまう。
いや、そこまでは待てない。
ここは申し訳ないが、一人で行くことにする。
でも、彼女に言わないわけにはいかない。
そこで、
「明日から、四国行ってくるね〜」
といきなり言ってみた。
「ぐぇっ!」
カエルのような声だった。
スターバックスのキャラメルマッキアートのソイ(豆乳)を口から吐き出しそうになっていた。
そして言い直した。
「また何で?」
「うまい棒の取材かな?」
「かな?って。うまい棒出せば、どこでも行けると思って。まったくなぁ。気をつけて」
どうやら成功である。
これからは、一人旅は、出掛ける前日に言おうかなぁと思っている今日このごろ。
というわけで今、イシコは四国旅中である。
投稿者 ishiko : 08:17
2007年02月06日
2月5日「テレビ番組コンシェルジュ」
試写を観たり、セリュックスの桑原氏とご飯を食べたり、映像事務所の安西社長とお茶したり、スキーウェアSOSのWEBのミーティングしたりと朝から夜まで一日中、地下鉄で移動していた気がする。
自然に一日中、車内の吊り広告をよく見た。
世の中で何が起こっているのかというのは、車内吊りを見れば、だいたい判るというのも本当のような気がする。
ホントに役に立つ「健康テレビ番組」の見抜き方(正確に覚えていないがこんな感じだった)なる週刊誌の見出しがあった。
恐らく先日の情報番組のデータねつ造問題をふまえた記事なのだろうが、何だか見れば見る程、笑えてくる見出しである。
「役に立つテレビ番組を教えてもらう」というスタンスも面白いし、「見抜く」というしてやったり感も面白い。
でも、そのうち日本もCATVやらインターネットテレビがもっともっと普及していったら、
「僕に役に立つテレビ番組を教えていただきたいのですが…」
「生活に役に立つ番組がいいですか?それとも仕事に役に立つ番組がいいですか?」
「恋人との会話に役に立つ番組がいいのですが…」
「それでしたら土曜日の5:00のこの番組などが…」
などとテレビ番組コンシェルジュなどが現れるかもしれない。
投稿者 ishiko : 05:51
2007年02月05日
2月4日「キューバ」
キューバについて書かれた本を探していた。
一時休止していた楽園ゴルフが復活し、今月末、キューバに行くのである。
「キューバでゴルフ?」
と言われそうだが、
「イシコがゴルフ?」
と同じくらいの感覚である。
「そもそも楽園ゴルフって何なんだ?」
と聞かれることがある。
「楽園に行ったついでに、ゴルフに行くんだよ」
と答え、
「そのままじゃねぇか!」
と怒鳴られる。
「だってそうなんだもん」
と可愛いこぶってみるが、無視される。
で、キューバの本を探している。
しかし、僕のようにバランスが取れていない人間は、あまり知識を詰め込んで旅に出ると、旅先で見た物を全て知識と結びつけようとするので、1、2冊くらいで後の数冊は戻ってきてから読んだ方がいいのかもしれない。
じゃ、先に読む本は何にしようか。
小説とかにしておこうか。
「イシコ、やる気あんの?」
制作スタッフに怒鳴られそうだ。
などと本屋巡りをしながら、いろいろ考える訳で。
それも含めて、旅は楽しいのであるが。
投稿者 ishiko : 07:12
2007年02月04日
2月3日「学生の祭りを味わう」
執筆中の単行本取材。
早稲田大学で主催されているうまい棒祭りに行く。
「イシコさん、お加減いかがですか?くれぐれも無理なさらないでください」
アートン出版の上野氏からメールがあったが、こんな機会でもなければ早稲田大学に入ることもないので這ってでも行くつもりであった。
そもそも昨日、寝まくったおかげで既に復活の気配である。
上野氏と待ち合わせた後、学食でアイスコーヒーを飲んでから、学生会館の4階へと上がって行く。
4、50名程の学生達が集まっている。
学生による学生のためのお祭りといった雰囲気を感じ、どこか微笑ましい。
僕らが「取材の方」ということで、中心人物の女子学生が気を使って、
「よかったら食べてください」
と持って来てくださった。
もちろんうまい棒である。
うまい棒カクテルもいただいた。
キャラメル味のうまい棒をくだいた物を焼酎で割る飲み物である。
飲めないことはない。
飲めないことはないだけで、決してうまいわけではないのでお間違いなく。
こうやって焼酎を飲みながら、この歳になってこういう学生のお祭りを味わえることにしみじみと感動するのであった。
感動するだけには飽き足らず、楽しくなってきたイシコは、こっそり置いてあったうまい棒のかぶり物をかぶらせていただき、上野氏に記念撮影してもらうのであった。
朝ブログあり
投稿者 ishiko : 07:55
2007年02月03日
2月2日「風邪の時には落語がいい?」
急激に熱を出した。
今シーズン二度目の風邪である。
ここ数年、風邪をひくこともなかったのだが、このところ、あまりに緊張感がなさすぎるのかもしれない。
1日中、眠ることとなる。
昼過ぎまで眠り、一度、起き上がり、野菜ジュースを飲む。
何をする気も起きず、試しにテレビをつけてみる。
しかし、映像を観ることさえ気持ちが悪い。
数分でテレビを消して、また上に戻って、布団に入る。
何気に落語を流しながら目をつぶる。
これが意外に心地いい。
ただ心地よすぎて、「品川心中」の最後に男性だけが飛び込んで、女性だけが残ってしまう場面まで辿り着く前に眠ってしまう。
結局、今日だけで3、4回は「品川心中」を流していた気がする。
ホント心地いいのである。
しばらくは、健康なときも眠る時は落語を流そうかと思う。
ひょっとしたら志ん朝の声に秘密があるのかもしれない。
投稿者 ishiko : 09:15
2月1日「意外にセクシーな人」
「今、セクシーだと思う人って誰?」
神楽坂で東北新社の三国氏と飲んでいた時に出た話である。
彼女から意外な答えが返ってきた。
「そりゃタケダさんでしょ!」
僕の中では本質思考の女性代表である三国氏である。
しかし、あまりにも違った角度の本質思考に驚きの声をあげてしまった。
「えぇ〜。マジで?」
昼間、飲み過ぎた僕は和歌山産の梅酒をお代わりした。
「イシコさん、タケダさんわかるの?」
「わかるよ!武田鉄矢でしょ?めちゃくちゃ意外だよ」
「違うよ!ニューズウィーク日本版の竹田編集長だよ」
怒った三国氏は、埼玉産の日本酒のお代わりを頼むのであった。
投稿者 ishiko : 09:14
2007年02月01日
1月31日「六本木に小学生は似合わないのか?」
代官山で神田さおり氏のアートパフォーミングに立ち寄った後、「バベル」の試写に向かう。
菊池凛子さんがアカデミー賞にノミネートされたことで騒がれている作品である。
六本木に降り立ち、東京タワーに向かって試写室のあるビルに向かって歩いていく。
既に夜の六本木へと衣替えしていて、狭い歩道にキャバクラのお姉様や黒人さん達があちこちに立っている。
向こうから小学生4、5人のグループが歩いてきた。
ものすごい違和感。
いったい何だろう。
大阪は新世界の立ち飲み居酒屋に、モデルのような女性5名が、串カツをほおばっている感じか?
いや違う。
渋谷のセンター街で、おばあちゃん4、5名が、ゲームセンターのUFOキャッチャーをやっている感じか?
いや違う。
だいたい小学生達は歩いているだけである。
しかも薄着。
彼らが歩いてくるところだけは違った空間に見える。
夜の六本木に彼らはいったい、何をしにきたのだろう。
別に誰がどこの街にいようがおかしくはない。
いったい彼らはどこに向かうのか。
この違和感の世界感に、すっかりやられてしまった僕は小学生達の後を追いかけた。
期待した結末ではなく、ただ単に地下鉄の改札に消えていくだけだったのだが。
帰っていくのだろう。
僕は彼らがどこに行く事を期待していたのだろう。
急いで試写室に向かうが、既に満席で補助席で観ることになる。
固い椅子に座り、「バベル」を観ながら、さっきの子供達も登場するのではと心のどこかで思ってしまうのであった。
投稿者 ishiko : 08:02



