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2007年01月15日
1月14日「残らない美しさ」
残らない美しさが好きである。
例えばイベントや舞台といったもの。
もちろん現代は克明に映像に残すことはできるが、それでも、その場所の空気や目に映った全ての情報が五感を通して味わうモノとはどこか違うモノになる。
もっと、わかりやすいものに「祭り」がある。
「祭り」を映像で観ても、そこまで興奮はしない。
少なくとも僕は。
東京ドームで行われた山本寛斎制作総指揮「太陽の船」を観た。
「どんな公演だったの?」
と聞かれても説明できない。
アントニオ猪木が王様で出てきてね、長渕剛が歌って、TOKIOの松岡君や上戸綾も出たり、あっ、そういえば久本雅美とテリー伊藤も出てなぁ、それで土屋アンナがバイクを従えて出て来て、そのバイクが飛んでアクロバットを見せて、後、数えきれないくらいの太鼓が凄くて、最後に大きな船が空を飛んだんだ。
恐らく観ていない人が聞いても、何の事だかさっぱりわからないと思う。
イメージさえわかないと思う。
結局のところ、何だかパワーがもらえる祭りだったと説明するだろう。
記憶にだけ残る、残らない美しさの連続。
残らない美しさは、自分自身の価値観の確認でもある。
そんな残らない美しさを味わうのであった。
全然関係ないが、僕の後ろに座ったお客さん、アントニオ猪木さんは確認できましたか?
あなたが最初に「あっ!猪木だ!」とつぶやいた方は、無形文化財の大蔵正之助さんです。
投稿者 ishiko : 2007年01月15日 09:35



