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2006年11月27日

11月26日「国道6号線の謎」

No.30ち〜ムーンと茨城県は筑波山に紅葉を観に行く
かなりの渋滞を覚悟していたのだが、特別な渋滞に巻き込まれることもなく、予定より早く到着した。
これなら頂上まで行って戻ってきても筑波サーキットに間に合うだろうと考えていた。
筑波サーキットで走ってしゃべれるライダー松下氏が、レースに参戦しているので寄ろうと思っていたのである。
しかし、男体山をケーブルカーで登って行くと、急に激しい雨が降り始めた。
結局、雨宿りしてから降りてくると既にレースの時間には間に合わなくなっていた。
松下氏のスタッフに行けないことを電話で伝え、僕らはぽか〜んと開いてしまった時間をどうするかを考える。
ち〜ムーンは
「あたいは、ボーッとドライブで満足なのだ!」
と言っている。

単純に温泉やわんわん動物園などに行くことも考えたが、ふと標識の6号線という文字に僕が長年いだいていた謎を思い出させた。
僕が子供ショーで全国を旅していた頃、毎年、石岡市という場所にもよく訪れていた。
この石岡市には国道6号線という、ここに住む人達にとって重要な幹線道路があった。
「これは東京までつながっているからね」
街の人は、いつもそう言っていた。
しかし、
「どこまでつながっているんですか?」
と聞くと
「日本橋?」
「上野?」
「葛飾区あたり?」
急に歯切れが悪くなり、誰も答えることができなかった。

ち〜ムーンにその旨を伝えると
「よし!探ろう!」
彼女は臨戦態勢に入り、椅子を後ろにずらし、リクライニングを少し倒した。
コンビニで、飲み物とお菓子を買い込み、いざ出発である。
大仏で有名な牛久市を超え、何故かファッションが盛んな柏市を超え、未だに僕の中では埼玉と千葉と間違える松戸市を超えると、いつしか東京に入っていた。
筑波を出発してから既に3時間近くが経過していた。
「見逃すなよ〜」
何度も挫折して高速に乗ろうとしていたイシコを叱咤激励しながら彼女は、チョコレートをつまんでいた。
東京に入った途端、今度は静岡あたりまで6号線が行っていたらどうしようと別な心配事がよぎり始めた。
しかし、終わりは意外にあっさり訪れた。
「あっ!ここだ」
6号線から4号線に変わる瞬間だった。
小伝馬町だった。
「小伝馬町って何区?」
「わからん」
「お疲れさまでした」
「ご飯食べに行こう」
僕らの6号線の旅はあっけなく終了した。


投稿者 ishiko : 2006年11月27日 07:25

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