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2006年11月04日

11月3日「スポーツと音楽の関係性」

朝EXPOは、ホームページのみの予約受付が始まったばかりなのに既に殺到しているらしい。
で、今日の朝EXPOトークライブの打合せは女流棋士高橋和氏
こちらは朝ブログで読んでいただくとして、その後、大塚にて僕の大好きなプロレスラー西村修選手と飲む。
「飲む」と偉そうに書いているが、正確には「御馳走になった」である。
現在、フロリダ、東京、千葉と3つを拠点にしてトレーニングを続け、新日本プロレスから独立して夏に「無我」という団体を立ち上げ、注目を浴びている。
西村選手に関してはあまりに話題(インド、70年代カルチャー、昭和40年代の邦画、飛行機、大リーグ、料理、アユールベーダなどなど)が多すぎて「交遊録」で紹介するには、全然、足りない。
今後、少しづつ書いていければと思うが、今日、飲みながら話をしていて一番、興味深かったのは、「スポーツと音楽の関係性」の話である。

フロリダの家に滞在中は、彼はヤンキースの試合をよく観に行く。
何が素晴らしいって、野球場の音楽と映像の演出が素晴らしいのだそうだ。
例えば、5対2で負けているとする。
日本のプロ野球でもそうだが、8回になるとこのくらいの点差だと帰り始める人達がいる。
しかし、そこでスタジアムのDJは「ロッキー」のテーマ曲を流し始める。
スクリーンには、歴代、このくらいの点差から逆転したヤンキースの試合の名場面が流れる。
帰ろうかなぁと思っていたスタジアムのお客さんの足は自然に止まり、一気にスタジオム全体が盛り上がっていく。
その高揚感は選手にも伝わり、スタジアム全体が劇場化していくのである。
そこで見事、逆転して勝った場合は、試合の後、フランク・シナトラの「ニューヨーク・ニューヨーク」が流れるのだそうだ。
残念ながら負けた場合は、少し暗めのバージョンのライザ・ミネリの「ニューヨーク・ニューヨーク」を流すというこだわりまであるらしい。
やはり音楽を効果的に使うことで、同じスポーツの試合を観ていても全然、変わってしまう。
その関係性を彼は、プロレスに応用できないかと日々、考えていたそうだ。
そして、11月20日六本木ベルファーレに、リングを設置し、そのスタイルを実現するのだそうだ。
ニュースでは「酒場プロレス」と酒の要素が強くなっているが、実は音楽も重視した上での六本木ベルファーレだったのである。
聞いていれば聞いているほど、早く観たくてたまらなくなるイシコであった。

そうそう、最近では彼は映画「いかレスラー」で主役として、そして何とその主題歌でエイベックスから歌手デビューもしている。
言いたくてたまらないので、もうちょっとだけ書きまする。
彼はずっと「西部警察」が大好きで石原裕次郎と渡哲也の大ファンだった。
ある日、製作会社から映画のオファーがあった。
彼は緊張したと言う。
遂に僕も俳優デビューかぁ。
いつのまにか勝手に警察ものの映画をイメージし、彼は刑事役を想像していた
銀座に呼び出され、台本を見せながら、監督は言ったそうだ。
「西村さんに、是非、主役をやってほしいんです」
犯人を追うための走る練習をしなくては。
彼は台本を手にとった。
「いか?…僕が…いか?」
「そうです。主役のいかレスラーをやって欲しいんです!」
監督は大真面目に言ったそうだ。
「いかかぁ…」
しかし、彼はすぐに思ったそうだ。
確かに僕はロバート・デ・ニーロでもなければ、ロジャームーア(彼は007マニアでもある)でもない。
僕に声をかけてくださっただけでも光栄に思わなくては。
こうして彼は快く主役を引き受けた。
そんな話を聞いてから、もう一度、「いかレスラー」を見ると味わい深いものがある。

投稿者 ishiko : 2006年11月04日 07:28

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