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2006年10月23日
10月22日「カレーの午後」
いただいたじゃがいもが減らない。
じゃがいもをたくさん使う料理をすればいいのである。
そこでカレーしか思い浮かばない貧弱な発想な僕だが、このところ、全く料理をしないのだから仕方がない。
近くの野菜屋で材料を購入してくる。
家に戻り、さぁ、作るかぁと腕まくりをして包丁を取り出すと「現役引退」を告げられたような錆びに覆われた刃である。
昨年、ある企画でオーガニック生活を1ヶ月体験し、毎日のように料理をしていたのだが、それ以来の包丁を使った料理かもしれない。
仕方なく、アウトドア用のサバイナルナイフを取り出し、野菜を切っていく。
インドアなのにアウトドア。
これもまたよし。
切りながら、
「あっ!肉忘れた」
と僕のやる気まで切り取りそうな展開である。
仕方がない。
本当の野菜のみのカレーを作ることになる。
それでもモーツァルトのピアノコンチェルトを聴きながら、ビールを飲み、たまねぎのみじん切りを炒め、きつね色になっていく様子を見ていると何とも幸せな気分になる。
そこでふとつぶやくのである。
野菜のみのカレーだけどね…と。
ここでお待ちかねのじゃがいも投入。
ざく切りのじゃがいもを他の野菜と供に炒める。
水を張り、アクを取りながら、煮込んでいく。
ビールは2本目に突入である。
じゃがいもの箱をのぞくとまだまだある。
カレーのルーを入れたところで、じゃがいもを擦って、入れてみたりする。
しかし、鍋も小さいので、1個しか入らない。
後は、コンロの前の折りたたみ椅子に座り、ときどきかき混ぜながら、3本目のビールを飲む。
出来上がりを待ちながら、2年程前にNo.7かめら〜まんがイタリアで撮影した秋吉久美子さんの写真集をパラパラめくる。
来月、久々にかめら〜まんがホワイトマンの撮影をしてくれることになったので、いろいろ想像というか妄想してみる。
妄想していると時間も早い。
いつのまにか「野菜カレー」は出来上がった。
炊きあがったご飯の上に納豆をのせ、その上に野菜カレーをかける。
昔は納豆にカレーなんてと思っていたが、意外に美味しいのだ。
実際、CoCo壱番屋には納豆カレーのメニューもある。
あぁ。幸せな午後。
納豆カレーができるのであれば、肉はなくても大丈夫だったねとカレーに声をかけ、4本目のビールを開けるのであった。
投稿者 ishiko : 2006年10月23日 08:02



