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2006年10月21日

10月20日「隣の男が気になる」

ニューヨーク在住のファンクショナルアーティスト福永氏と散歩を楽しんだ後、自宅に帰ろうと都営大江戸線に乗り込んだ。
いつも思うのだが、どうしてこの電車には雑誌広告の中吊りがないのだろう。
偉そうに言う程、大江戸線に乗るわけでもないのだが、中吊りが好きな僕としてはイマイチ物足りない。
そこへ一人の男性が乗り込み、僕の左隣に座った。
問い面に座っていた外国人の女性が、ギョッとした目でその男を一瞬、見たことを僕は見逃さなかった。

気になる。
おもむろに横の人を見るわけにもいかない。
問い面の一列に座っている別の若い女性もチラチラチェックしている。
う〜、気になる。
目の前に写る窓でチェックしたいのだが、一番端の席に座っていて、目の前が窓じゃないのである。
出来る限り顔を動かさないで左を見ようとするが、彼が読んでいるのが「河合隼雄と中沢新一の対話」という本だということしか判らない。
そういえば河合隼雄さんの容態は大丈夫なのだろうか。
しかし、今は隣の人の方が気になります。
河合さんスミマセン!

降車する男性がちらりと見た。
やっぱり目に止まる風貌なのだろう。
そうだ。僕も降りればいいんだ。
東新宿の駅で一度、降りて、車両を変えることにした。
いきなり立つのも何なので、まるで遠くの中吊り広告の文字が読めない感じで席を立った。
両目1.5なのだが…。
こういうときに雑誌広告だったらいいのだが、何とかウォークの広告だった。
広告はどうでもいいのである。
すぐに振り返り、次、降りるからそのままドアに立ってます的に装った。
何気なく彼を見る。
髭が芸術家のダリのように、碇型の髭になっていた。
確かに気にはなる髭だが、正直、立って見る程ではなかった。
ただ、上野の森美術館で開催中の「ダリ回顧展」に行きたくなった。


投稿者 ishiko : 2006年10月21日 07:23

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