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2006年10月14日

10月13日「出演者と目が合ったら?」

更にパワーアップしているタップエンターテイメント「TAP DO!」を観に行く。
僕が言っても説得力がないが、観る機会があれば、子供から老人まで一人でも多くの方に観て欲しいなぁと思うグループの一つである。

しかし、今回、僕の座った席が舞台にメチャクチャ近かった。
芝居だと絶対に客席と目が合うことはないが、ダンスやタップなどは場合によっては目が合ってしまうこともある。
これが困るのである。
どんな表情をすればいいのかわからない。
真剣にまなざしで見つめるのも変だし、「ニコッ!」とするのも気持ち悪いだけだし、もちろん手を降ったり、笑わせようとするなんて言語道断である。
結局、目をそらしてタップの刻む足を研究しているかのように足下を見ることになる。
タップのことなど、まるでわからないのに、

ただ、これも何だか出演者に対して、また失礼なことをしたような気にもなり後悔することになる。
「お前なんか見てねぇよ!」
と自意識過剰なのは充分にわかっているのだが、それでも困るものは困るものである。
遂には本番中に出演者から小道具の紙風船を渡されてしまった。
客の目線が一瞬だけ僕に集まる。
「ありがとう!」
と大きな声で言うのも変だし、隣の人に
「もらっちゃったよ!」
と照れ隠しに話しかけるのは、もっと変である。
結局、判断ができない子犬のように目を潤ませたまま、紙風船をもらうのであった。
何だよ。あいつお礼も言えないのかよ。
そんな風に思われたらどうしよう。
どこまでも小心者のイシコであった。

投稿者 ishiko : 2006年10月14日 05:55

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