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2006年09月26日

9月19日「岐阜の阜って他に使い道はあるのか?」

 「イシコさん、岐阜出身ですか?岐阜の「阜」って、なかなか書けないですよね?」
「散歩の達人」編集部の新垣さんが言った。
渋谷に新しくできた鍋料理の専門店で松茸をつつきながら。
僕にはカルチャーショックな発言であった。
38年間のうち18年間を岐阜で過ごし、残りの20年間は岐阜出身と言い続け、「岐阜」という地名が当たり前になっているのである。
「愛媛の媛も使わないけど、まだ、さくや媛のように古典に出てくるけど、岐阜の阜は熟語でも見当たらないですよね?」
たたみかけるように彼女は言った。

「岐阜出身のイシコさんが可愛そうだ。フトウがあるじゃないか?」  
「散歩の達人」の山口編集長が援護した。
残念ながら、フトウは埠頭と土辺がついている。
そもそも可愛そうと言われること自体がおかしい。
ということは
「山口編集長お前もバカにしているのか?」
シェイクスピアの芝居のように言いそうになる。

3人でビールを飲みながら、「阜」のつく熟語を探し続けた。
そこへWAVE出版の竹村氏が遅れてやってきた。
「竹村さん、岐阜の阜って書けますか?」
「はい?こうですよね?」
彼女は手の平に正しく書いた。
出版社だから当たり前かもしれないが、なぜかメチャクチャ嬉しかった。
「うちの夫が岐阜出身だから」
なぜか、突き落とされた気持ちになった。

投稿者 ishiko : 2006年09月26日 23:31

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