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2006年09月18日

9月13日「文章の書き方」

映画三昧の日々から頭を切り替えて、式根島の芋焼酎を飲みながら2日後の締切に迫った歌舞伎の旅の原稿に没頭する。
飲みながらということは、没頭するとは言わないか。

交遊録のようなブログは徒然なるままに綴っていくのだが、文字数の決まった依頼原稿は徒然というわけにもいかない。
僕は文章を勉強したことがない。
大学だって、ほとんど授業は出なかったが理系である。
なので、どんな風に文章を書きあげていくのが正解なのかは知らない。
そもそも書きあげていく過程など、どうでもいいのだとは思う。
それでも文章を5年以上、書き続けていると自分の書き方というか進め方ができてきた気がする。

先にその全体像をイメージしながら、思いついたキーワードや書きたいフレーズをランダムに書きなぐっていく。
パソコンに打ち込むのだから、打ちなぐっていくと言った方がいい。
一度、手を休めて、ボーッと全体像を眺めているうちに流れが頭の中に何となくできていく。
その頭の中に従って、ようやく書き出しから少しづつ書き始める。
きっと僕のような書き方は、パソコンという文明の利器があったからこそできるのかもしれない。
一度、万年筆に憧れて原稿用紙で書いてみようとしたのだが、全く手が動かなかった。

そして、その後、文字数を揃えていく。
文字数が多すぎることもあれば、取材不足で文字数が足りないこともある。
何とか文字数を合わせたら、その日は、その原稿には手をつけない。
翌日、もう一度、目を通す。
だいたいダメである。
出さなくてよかったなぁと恥ずかしくなることさえある。
ここからは推敲の時間である。

ってな感じで進んでいくので人よりも文章が下手な癖に、時間がかかる。
ただ、こうやって書いている間の自分と向き合っている時間が僕は大好きである。
何度も何度も推敲しては、
「やっぱりこっちの文の方がいいよなぁ」
などとブツブツつぶやきながら文章をいじっている。
結局、最初に書いた文章に戻っていることもある。
ただでさえ、「てにをは」がメチャクチャだと言われる文章が、もっと支離滅裂になることもある。
冷静になったら、わかるだろうと思うような漢字の間違いも平気でしたまま最後まで気づかないこともある。
ただ、自分が納得いく流れの文章になるまでは書き続けていたい。
と徒然に書き綴ってから、依頼原稿に戻る時間もこれまた好きである。


投稿者 ishiko : 2006年09月18日 11:31

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