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2006年08月30日
8月27日「僕がスキーを始めた理由」
SOSというスゥエーデンのスキーウェアーブランドがある。
ここ数年、お手伝いをさせていただいた。
初めての年に、ここのカタログをNo.30ホーガンとNo.7かめら〜まんと話し合いながら創った時、表紙にSOSのステッカーを張った男性の裸を使ったことで
「スキーウェアの表紙に裸を使うなんて何ごとだ!」
と様々な場所で叱られまくった。
カッコイイんだけどなぁと僕らは言いながら、やけ酒を飲んでいた。
しかし、スゥエーデンで、そのカタログは何故か人気で、翌年、僕らは同じチームでSOSの世界版のビジュアルブックを創ることになった。
英語が全く話せないのに僕は、絵コンテを創り、漢字一文字を入れたページをイメージして、アートディレクターとしてスェーデンに飛んだ。
スゥエーデンからドイツから日本からプロスキーヤーも集まって、かなり大掛かりな撮影だった。
凍った川の真ん中まで北欧スタイルの椅子を持って行き、宇宙をイメージして写真を撮ったり、スキー業界のカタログにあまり登場しない黒人をモデルに起用したり、犬ぞりに乗って走りながら写真を撮ったり、氷の上でジェットスキーをしているスキーヤーを撮ったりとメチャクチャ楽しかった。
最終日、時間があいたので、みんなでスキーをすることになった。
一緒にリフトに乗ったスゥエーデンのトッププロスキーヤーが僕に言った。
「ドゥー ユー ライク スキー?」
僕はにっこりして答えた。
「アイム ビギナー」
その答えを聞いた時の彼の顔は一生、忘れない。
言葉を失った後、彼は大声をあげて笑った。
そりゃそうである。
車を運転できない人間が、ドライブシーンのディレクションをしているようなものである。
リフトにあがって彼は、他のプロスキーヤー達に言ったに違いない。
「あいつ、スキー全然、やらないのに1週間も俺達にディレクションをつけてたんだぜ!」
その日の15年振りのスキーがメチャクチャ楽しくて、以来、元全日本のモーグルコーチのNo.31ホーガンに教えてもらいながら、マイペースでスキーを楽しんでいる。
そんな思い出満載のSOSが過渡期を迎えている。
今も僕はWEBのコンテンツだけ、お手伝いさせていただいているのだが、例年より進行が遅れに遅れまくっている。
WEBだけでなく、カタログも遅れているのだそうだ。
カタログが遅れているということは、WEBで使える写真も遅れているということである。
写真が遅れているということは、掲載する商品の撮影が遅れているということである。
全てはつながって遅れているのである。
しかし、ようやく動き始めそうである。
遅れたとはいえ関わるからには、イイ物を創りたいと思う。
僕の今年の役割?
う〜ん。何だろう?
とにかく、長く付き合ってきたブランドなので、何かしら少しでもお役に立てればと思う。
乞うご期待!
投稿者 ishiko : 2006年08月30日 23:33



