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2006年08月03日

8月2日「プロレス万歳!」

ホワイトマンとして、いつかプロレスのリングにあがることを夢みている。
もちろんレスラーとしてではなく、誰かのセコンドもしくはリングアナウンサーもしくは記念品の贈呈。
どれでもいいから一度はリングにあがってみたい。
それくらい僕はプロレスが好きである。
とはいえ、世の中のプロレスファン程、詳しくはないが、それでも、芝居を観る感覚で、ときどき無性に生でプロレスを観に行きたくなるときがある。

後楽園ホールへ、華道家の大久保氏と旧知の仲であるプロレスラー西村修氏の「無我」の旗揚げ興行を観に行く。
「無我」は、カール・ゴッチやドリー・ファンク・ジュニアなど往年の名レスラーのように技術の攻防が見せられるプロレスを目指している。
レスラーの中でも、確固たるプロレス哲学を持つと言われる西村氏と藤波選手が1990年代に所属していた新日本プロレスとは別に既に「無我」の興行はやっていたのだが、「古き良き時代に戻したい」と新日本プロレスを退団し、本格的に新団体として作りあげた。

「地球上に60億の人々が…」
レスラーとは思えない西村氏の挨拶から興行は始まった。
旅が好きでインドが大好きで、ヨガで自分の癌も克服してしまったと言われる彼の口から出る言葉は鉄人というよりは哲人といった感じである。
お酒も好きだということで、いつか旅話をしながら、ゆっくり飲みたいなぁと大久保氏におねだりするイシコであった。

途中、1月に急逝したブラックキャットの追悼興行もかねていることも伝えた。
元々はメキシコ出身のレスラーであったが、膝を壊し、その後はレフリーをしながらリングに上がり続けた。
そんな彼を慕い、蝶野選手、棚橋選手、永田選手、天山選手など新日本プロレスの面々も会場にスーツで現れ、リングに上がり、一緒に冥福を祈る姿は感動的だった。
引退の10カウントを聞きながら、昔、同じ後楽園ホールで、新日本プロレスを観に来たとき、汚いヤジを飛ばし続けていた若者をブラックキャットが引っ張りだし、説教している姿を思い出し、目が潤んでくるのであった。

投稿者 ishiko : 2006年08月03日 09:37

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