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2006年07月24日
7月23日「いつ起きるか?」
No.3コープマンが主演の舞台を下北沢で観た後、一度、車を自宅に置いてから、清里行きの荷物を抱えて恵比寿に向かった。
電車の中で、コープマンの芝居のことをボーッと考えていた。
いやはや面白い舞台であった。
イケメンと言われているコープマンが、今回はダメな中年男の役である。
いい感じのダメっぷり。
目を閉じて、もう一度、面白かったシーンを思い出す。
いつしか眠っていた。
ほんの4、5分くらいだと思う。
「人間じゃねぇ〜。別の生き物だぜ」
「プププ、お前、聞こえるよ」
「何か飲み込みそうだな」
高校生っぽい声で目が覚めた。
いや、目は覚めていない。
正確には目は開けていない。
頭は起きたのだが、自分が窓に頭の後ろをくっつけて眠ってしまったようで、口を開けている自分に気がついた。
待てよ。この会話って僕のことか?
何気に開いた口を閉じる。
「おっ、人間に戻ったじゃん」
「ぷぷぷ。聞こえるって」
間違いない。
僕のことである。
目を開けられなくなってしまった。
ここで目を開けたら確実に、この会話の二人と目をあわせることになる。
どんな顔をすればいいのか?
お前ら聞こえてるぞ的に睨むのがいいのか?
いや、負け惜しみ的で、それはいかにも惨めである。
何の負け惜しみかはわからないが…。
よし、思いきってにっこり笑って目を覚ましてみるか?
いや、気持ち悪いだけであろう。
何気に下を向いて目を開けるか。
その後の目線をどこに持っていけばいいのか?
結局、目をつぶったまま、終点の渋谷駅まで耐えるイシコであった。
投稿者 kk : 2006年07月24日 05:48



