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2006年07月22日

7月21日「墓の前で飲む」

「相変わらずですね〜。いいですよ。気にしないで飲んでくださ〜い」
周囲にいる仏様を気にしながらも、笑っている彼女の姿が目に浮かぶ。
先日、四十九日が終わり、彼女は茨城のお墓に引っ越しした。
そこで、No.2カマンとカメラマンの井島氏とドライブかてら、やってきた。

井島氏は彼女の雰囲気にぴったりの「ゆり」を、カマンは、どこかお母さんぽかった彼女をイメージしてカーネーションを、僕は、いつもにこにこしていた彼女を思い出し、「ひまわり」を、それぞれがそれぞれの彼女への思いで花を備え、いつしか供花とは思えない墓前ができあがっていた。

カマンは彼女が大好きだった「プリンス」の新しいアルバムをそなえ、お香を炊いた。
僕と井島氏は彼女にお茶のペットボトルをそなえ、僕らは持って来たビールを飲み始める。
「ちょっと待って?
二人が飲んじゃったら、自然に僕が運転ってことになるやん」
カマンが抵抗したが時既に遅し。
「まったく〜。ちょっと何か言ってくださいよ〜」
カマンは、お墓の彼女に話かけ、僕らは笑いながら、そのままビールを喉に流し込んだ。

こうして、お墓に眠る彼女も含め、4人で宴会を繰り広げる。
「また遊びに来るからね。近くに気になる温泉も見つけたし、美味しそうな蕎麦屋も見つけたし」
友達の家から帰るように僕らは墓を後にした。
もちろん、カマンの運転で。

投稿者 ishiko : 2006年07月22日 16:51

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