イベント
 イシコ連載中





 

« 6月13日「りんごと向き合う」 | メイン | 6月15日「朝がくる!」 »

2006年06月15日

6月14日「18年ぶりの再会」

18年前の記憶。
僕が20歳の頃。
ちょうど大学を留年した頃。
ヤクザの娘の家庭教師をしていた頃。
すぐにオーバーヒートする車に乗っていた頃。
Tシャツ、短パン、サンダルでバイク事故を起こした頃。
毎晩、ゲーム喫茶でドライカレー大盛りを食べていた頃。

そんな時代の友人、高橋氏と再会する。
きっかけは、僕がほとんど利用していないソーシャル・ネットワーキング「mixi」だった。
「イシコって、あのイシコ?」
「はい。そのイシコです」
「何故、白い?」
「長くなるので飲みながら…」
軽い感じのメールのやりとりで、僕らは下北沢で飲むことにしたのだ。
「あのイシコ」の「あの」を知る為に。
「そのイシコ」の「その」を知る為に。
まぁ、僕の中での「その」は最初に書いた20歳の頃の記憶である。

「顔が黒い…」
待ち合わせ場所で会った彼女の最初の一言だった。
あれ?20歳の頃のイシコは黒くなかったのか?
ひょっとすると旅を続けているうちに、地黒になってしまったのかもしれない。
とにかく飲み始める。
「イシコ、変わったよね?」
「え?何が…」
「昔は、もっと硬派だった気がするなぁ」
「あのイシコ」の「あの」は「硬派」だったのか。
ちょっと嬉しい気がする…。
いや、待て。待て。でも、硬派だったら、彼女達と一緒にアパートで、毎晩、どんちゃん騒ぎなど、しなかったはずである。
「硬派っていう言葉が違うのかなぁ?一緒にはつるんでいるんだけど、何かある線以上、どこか寄せ付けない感じがあった気がするなぁ」
「あのイシコ」の「あの」は「どこか入れない感じ…
もう、いいや。飲もう。
彼女はカンパリソーダ、僕は白ビールをぐびぐび飲むのであった。

投稿者 ishiko : 2006年06月15日 06:49

最新の記事
バックナンバー