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2006年06月09日
6月7日「シベリアンハスキーの思い出」
昔、実家で犬を飼っていた。
来月、公開予定の映画「狩人と犬、最後の旅」に登場するシベリアンハスキー犬を見て、ふと思い出したのである。
シベリアンハスキーの混血が、実家に紛れ込んで来たのは、父が亡くなる1週間前だった。
カッコイイ犬なのに小学生の僕は「権兵衛」と名付けた。
田舎だったのと、当時はそんなに神経質でない世の中だったので、犬は放し飼いの日が多かった気がする。
飼い主に似るというのは本当のようで、僕と同じで「権兵衛」は方向音痴だった。
誰にでもなついて、知らない人について行ってしまい、自分がどこに居るのかわからなくなり、近所のおばさんが見かけて、連れて帰ってきてくれたこともあった。
たくあんをつまみに、サイダーを飲む変わった犬でもあった。
犬なのに腰を抜かし、一緒にリハビリに励んだこともあった。
そんな「権兵衛」が僕は大好きで、大学進学で岐阜を離れるまで、いつも一緒に遊んでいた。
晩年(犬にも使うのかなぁ?)は、ボケてしまい、時々、実家に戻っても、僕のことを覚えていなくて、吠えられることも多かった。
ある日、ミスタードーナツのアルバイトに行こうとしているとき、母の葵ちゃんから、「権兵衛」が死んだことを電話で告げられた。
そんな思い出が走馬灯のように蘇ってきた。
それにしてもどうして、「権兵衛」って名前をつけたのだろう。
ちなみに「権兵衛」は雌犬だった。
投稿者 ishiko : 2006年06月09日 13:06



