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2006年06月06日

6月4日「ロシア料理」

「ロシア料理は?」
No.30チ〜ムーンのあまりに意外な夕食の提案に、彼女の親友の京ちゃんも、僕もビックリしてしまった。
ロシア料理=酢っぱい
イメージがある。
少なくとも、僕が行ったことのあるウラジオストックでは、毎日、酸っぱいものが食卓にあがっていた。
「東京都酸っぱいもの嫌い選手権」でベスト8に残りそうな程、酢っぱいものが嫌いなち〜ムーンの口から、ロシア料理という言葉が出るとは思ってもみなかったのである。

しかし、彼女も挑戦してみたいのかもしれない。
みんなで、ロシア料理屋に向かった。
まずは、ロシアのフルーティーなビールで乾杯する。
これは酸っぱくない。

次に野菜の酢漬けがやってきた。
「う〜、ここまで匂ってくる。強烈だ〜」
もちろん、ち〜ムーンは食べないのだが、酸っぱい匂いに少々、嬉しそうである。
続いて、ボルシチがやってきた。
これは大丈夫そうである。と思いきや、
「これ、酸っぱいなぁ…」
レッドビーツが少々、酸っぱいのかもしれない。
徐々にち〜ムーンが弱り始める。
「隊長(僕らはち〜ムーンをふざけてこう呼び始めた)、パンが、パンがやってきました。これなら、大丈夫かと思われます!」
しかし、発酵度の強い黒パンで、見た目で既に酸っぱそうである。
「隊長、ビーフストロガノフです!」
ホワイトソースなので、酸っぱいことはあり得ない。
僕らは胸をなで下ろした。

「ダメであります。きのこが…。パタッ!」
ち〜ムーンが壁に寄りかかった。
ホワイトソースの中にきのこがたくさん入っている。
そういえば、ち〜ムーンは、「千葉県きのこ嫌い選手権」でベスト4に残りそうな程、きのこが嫌いなのである。
「隊長!水を飲んで落ち着いてくだされ」
水を飲ませた。
「水よ!お前もか…。パタッ!」
またしても彼女は壁に寄りかかった。
僕も水を飲んでみた。
レモン水であった。


投稿者 ishiko : 2006年06月06日 09:32

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